この他にも、雨の後など土が湿っているときや、水田でも使える鍬として、
「備中鍬」がある。
これは、刃がフォーク状に分かれており、
湿った粘質の土の粘着抵抗を少なくするために開発された物である。
その名の通り備中(岡山県)で発明されているが、
この地方も粘質の土だったことから誕生した。
DASH村では、他のものに比べて万能な引き鍬を使っている。
明雄さんの「マイ鍬」も引き鍬で、掘ったり盛ったりと自由自在に使いこなし、
70歳を越えているとは思えない驚異的なスピードで、作業をこなしていく。
明雄さんによると、
鍬を使いこなすコツは「縦に深く入れるよりも水平に入れること」だという。
適度な量の土をいかに地面に水平に差し込むかがポイントなんだとか。 |
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