里山の恵み〜アケビのとり方 (明雄さん)

長い棒をアケビのつるに絡ませて引っ張ることが、
効率よくアケビの実を採る方法だ、と教えてくれた明雄さん。

DASH村の里山に多く自生しているアケビはアケビ科の落葉つる植物。
春に花を咲かせたアケビは、夏にはつるを伸ばし周辺の木に巻きつく。
そして、秋には花弁が膨らみ紫色の実をつける。
果実は成熟すると中央で縦に裂け、果肉は半透明で甘く、
皮は、漬物、味噌炒め、また煎じてお茶にしたりと、食用としても用いられる。

また、アケビのつるは強度に富み、籠やザルなどの生活道具の材料にもなる。

 


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