出張DASH村

石川県加賀市

  • 小松空港から車で15分。
  • 白山の雪解け水と肥沃な土壌で古くから農業が栄え、江戸時代には加賀百万石と呼ばれた日本有数の米所。
  • 400年以上続く加賀温泉郷と呼ばれる温泉地や漆器など伝統文化が残る街。

お世話になった方

佐藤茉子さん・翔太さん

茉子さんは200年以上続く農家の5代目。
米やブロッコリーのほかに、小麦やネギなど数多くの野菜を育てる。
翔太さんはオーストラリアで料理人として活躍。
有名レストランの料理長を務めたほか、数多くの賞を受賞。
オーストラリアで留学中だった茉子さんと出会い、結婚を機に日本へ帰国。
現在は加賀市で新鮮野菜をふんだんに使ったレストランを経営している。

ブロッコリー

越冬ブロッコリー

加賀市は北陸最大のブロッコリーの産地。
冬に雪が積もる北陸地方ならではの栽培方法。
通常のブロッコリーは苗を植えてから2か月ほどで収穫できるが、越冬ブロッコリーは2か月ほど雪の中のため定植から収穫まで5か月かかる。
雪の中は0度ほどの氷温と呼ばれる状態で、ブロッコリーが凍る一歩手前。
凍らないように、糖分を溜め込むため甘いブロッコリーになる。

茉子さんの田んぼ

同じ田んぼで米やブロッコリー、麦などを年毎にローテーションして栽培。
収穫が終わったブロッコリーの葉はそのまま耕運し次の作物の栄養になる。
田んぼの土は粘土質で水持ちがよく、越冬ブロッコリーは雪も相まって定植から水やりを1度も行わない。
それでもみずみずしいブロッコリーが育つ。

調理

パエリア

  1. オリーブオイルでニンニクを炒める。
  2. そこに米を入れ、油と絡んだら塩胡椒で炒めた鶏胸肉も入れ炒める。
  3. 下茹でしたブロッコリー、水、ケチャップ、カレー粉を入れガスエビ、能登かきを入れ15分中火で煮込む。
  4. 最後に追いブロッコリーを添えて、水分を飛ばしたら完成。

ブロッコリー丸ごとメンチ

  1. ブロッコリーを茎と蕾に分け、茎の皮を剥き細かく切る。
  2. ブロッコリーの茎を、能登豚のミンチ、細かく刻んだ玉ねぎと混ぜる。
  3. ごま油、塩、醤油、砂糖、酒、生姜、コショウを加える。
  4. 軽く茹でた蕾の部分に小麦粉をまぶし、肉ダネを覆うようにつける。
  5. 小麦粉、 卵、パン粉をつけて160℃の油でじっくり10分揚げる。
  6. 中まで火が通るように5分休ませ、180℃の油で2度揚げ。
  7. ケチャップ、マヨネーズ、ソースで作ったオーロラソースをかけて完成。

炭焼きブロッコリー ~アホ・ブランコソースと葉のサルサソース~


【アホ・ブランコソース
硬くなったパン、アーモンド、赤ワインビネガー、塩、ニンニク、オリーブオイル、水をミキサーで混ぜる。

【葉のサルサソース
ブロッコリーの若い葉を細かく刻み、アーモンド、パセリ、オリーブオイル、レモン汁を混ぜる。

  1. ブロッコリーを炭火で焦げ目がつくまで焼く。
  2. ソースの上に炭焼きブロッコリーをのせ、ブロッコリーの花もトッピングしたら完成。

ブロッコリー鯛玉あんかけ

  1. 鯛を焼き細かくほぐす。
  2. 鯛と白だし、水、しょうゆ、みりんを一煮立ちさせ、ごま油、水溶き片栗粉を入れ餡を作る。
  3. 卵とブロッコリーをよく混ぜ塩コショウで味を整える。
  4. フライパンでごま油、生姜、ネギを炒めブロッコリー卵を加え火を通す。
  5. 餡をかけて完成。

ブロッコリー白玉

  1. 茹でたブロッコリーをフードプロセッサーで細かくする。
  2. 白玉粉と水を混ぜ、ブロッコリーも追加し耳たぶほどの硬さになったら1口大に丸め、真ん中を凹ませる。
  3. お湯で茹で、浮き上がってから3分経ったら取り出し冷水で冷ます。
  4. きなことあんこをトッピングし完成。