DASH村 ~新男米~

品種改良

TOKIOオリジナルの品種『新男米』。
そのさらなる美味しさを目指し、昨年から『品種改良』に挑戦している。

2016年 ~品種改良1年目~

1年目の記録

2016年11月6日「新男米」
タネとして使えるのは107粒となった。

2017年 ~品種改良2年目~

4月初旬 【浸種】

“浸種"とは…種もみを発芽させるために、必要な水分を吸収させる作業。

  • 種もみは水分が13%以上になると、休眠から目覚め、呼吸が盛んになり、細胞の分裂や伸長が始まる。さらに、適度の温度が与えられ籾水分が約25%になると発芽する。
  • 4月の平均気温で雪融け水に浸すと、約10日で発芽する。

例年は、大きな網に大量に入れて行うが、今回は107粒だけ。
落とさないよう、2重の網に入れ、吾妻山の雪解け水に10日間浸した。

4月中旬 【水から取り出す/発芽の確認作業】

いつもの『新男米』だったら、種から2ミリ程の白く小さな芽が出てきたが、新品種のタネからは芽が出てこなかった・・・

【交配したタネの状態】

普通のお米の種もみは、全体が殻で覆われ、中身を守っているが、品種改良した種は、交配の作業のため、その殻を1/3切り、中身がそのまま出ている状態。
そのため、雑菌が入りやすく、普通の種もみよりは弱い状態と思われる。

【種まき】

  • 明雄さんの教えで、“ひとつぶ蒔き"。
    直径およそ1cmほどの穴が300個ほど空いた育苗箱に一粒ずつ蒔く方法。
    →栄養を奪い合うことなく、より強い苗に生長する!
  • 一般的には、種蒔きから1週間後には小さな芽を出す。