第10話2025年9月20日 放送速報放送局占拠事件、終幕。
戦いの果て、残るのは「光」か「闇」か。
戦いの果て、残るのは「光」か「闇」か。
「そこまでです、武蔵刑事」――。すべてを裏で操る『傀儡子(くぐつし)』の正体を突き止めた武蔵(櫻井翔)。しかしその直後、バディを組んだはずの青鬼・大和(菊池風磨)が本性を現し、武蔵にナイフを突きつける――「銃を渡してください、武蔵刑事」。武蔵に協力すると見せかけ、土壇場で裏切った大和。その目的は…!?
一方、爆死の危機が迫る人質たち。恐れをなした都知事候補・沖野(片岡礼子)が、ついに重い口を開いた――「傀儡子は……屋代警備部長です!」。しかし、当の屋代(高橋克典)は、がしゃどくろ(瞳水ひまり)に撃たれ裕子(比嘉愛未)の懸命の処置もむなしく息をひきとった。叔父を亡くした本庄(瀧内公美)は怒りに震え、指揮本部には衝撃が走る…。
そんな中、般若・伊吹(加藤清史郎)が最後の放送を開始!傀儡子は本当に屋代なのか!?伊吹が仕掛けた〝最大の装置〟が発動する…。
武蔵が突き止めた真相とは!?最後、これまで見た景色がガラッと変わる、驚愕の最終回!!
以下、ネタバレを含みます。
傀儡子は、奄美(戸次重幸)だった…!恋人の命を奪った官房長官に復讐するため、屋代と手を組み、沖野を国のリーダーに仕立てて国家権力を奪うことが目的だったのだ。伊吹の真の標的は、そんな傀儡子がでっち上げた数々のウソを妄信し拡散させたテレビの前の視聴者=匿名の第三者だった。事前に視聴者に爆弾を送り付けて大量殺人を図る伊吹。だが、武蔵の“言葉”が大衆を動かし、伊吹の計画は間一髪食い止められた。こうして占拠事件は幕を閉じたが…。