STORY

2023/06/03 OA
Teacherと唯に「め組」の魔の手が!!

2年前の爆破事件の首謀者である“め様”は警察の人間である可能性が高い…。新たな情報を得たTeacher(坂口健太郎)と奥泉(西野七瀬)は、2年前の爆発事故に関する何かを隠していそうな刑事・与田(平子祐希)に会って話を聞こうとする。

一方、学校帰りの唯(白山乃愛)の前に、北澤の妻・睦美(香椎由宇)が現れる。父の友人だった睦美との再会を唯は喜ぶが、北澤夫妻が自分を預かろうとしていたこと、それをTeacherが断っていたことを初めて聞かされ、悩み始めてしまう。

Teacherの元に新たなオペの依頼が来る。依頼人はショッピングサイト『DOUZO』を運営する皆川誠二(片桐仁)。バッドキアリ症候群を患い、肝静脈の狭窄によって出来た食道静脈瘤がいつ破裂してもおかしくない危険な状態だ。一刻も早いオペが必要だが、仕事が立て込んでいる皆川は、手術の日時を自分のタイミングで決めたいと言う。本人の頼みだから仕方がない…カンパニーは皆川の意向をくんで連絡を待つことにするが、ギルベルト(葵わかな)だけは不満げな顔で「急にオペと言われても困る」と反発…みんなで唯の悩み事の相談に乗ろうとしても「くだらない」とふてくされた態度をとって帰ってしまう。

みんなになじめず孤立を深めるギルベルトは、闇サイトで見た『め組』の思想に関心を抱き、サイトを紹介してくれた人物に会う。「お待たせしました」とギルベルトの前に現れたその人物は…『め組』の実行犯の沢入(福山翔大)だった!沢入の顔を見たギルベルトは、唯の両親を殺した2年前の事件の犯人だと気付いて警察を呼ぼうとするが、沢入に言葉巧みに言いくるめられ、さらにアニメの話題で意気投合し…。そんな中、唯は偶然にも学校の社会科見学で『DOUZO』へ行くことになる――。

孤立するギルベルトがカンパニーの情報漏洩…!?唯に命の危機が迫る、裏切りの第7話!!

以下、ネタバレを含みます。

Teacherと奥泉は刑事・与田と会う。2年前の事件に与田も関与しているかもしれない…と疑うTeacherの前で、与田は関与を否定。それどころか、爆発事故の捜査資料が何者かによって警察から消されていることや、沢入を釈放させた人物が武山参事官(阪田マサノブ)であることも明かす。そんな与田のことをTeacherと奥泉はひとまず信用するが、与田は薮下(石川恋)と何やら取り引きをしていたようで…。

唯はギルベルトに相談を持ちかける。以前からギルベルトのポッドキャストを聞いていた唯は、“他人に迷惑をかけるのは罪”というギルベルトの発言を聞き、自分もTeacherの人生の邪魔をしているのではないか…と不安になったのだ。「他人に迷惑をかけないで生きることは大賛成」というギルベルトの意見で決断した唯は、北澤夫妻に自分を預かってほしいと願い出る。そのことを北澤夫妻から聞いたTeacherは言葉に詰まり…。

沢入から唯の居場所を聞かれたギルベルトは、社会科見学でDOUZOに行っていることを教えるが、実はDOUZOは“め様”がディープステートとして排除しようとしている会社だった。そうとは知らないギルベルトは、「唯に謝りたい」と言ってわざわざDOUZOへ向かう沢入の行動に不審を抱き、沢入を尾行。すると沢入は堤直人(佐野弘樹)と合流して爆発物を準備していた…!

奥泉から武山参事官の資料を受け取るTeacherの元に、社会科見学中の唯から連絡がくる。社内を案内する皆川の容体が悪く見えるため、今すぐカンパニーを呼んでほしいというのだ。さらにギルベルトからの報告で沢入たちがDOUZOを爆破させようとしているのを知ったTeacherは、奥泉と一緒にDOUZOへ走る!

DOUZOの社長室に、ギルベルト以外のカンパニーが集まる。皆川の検査結果を見た唯は、食道の内側にバルーンを入れて出血部位を圧迫しようと考えるが、肝心のバルーンがない。こんな時、ギルベルトがいればすぐに作ってくれるのだが…。

Teacherは奥泉と共にDOUZOに到着するが、受付で止められて中に入れず、唯に連絡する。「唯、逃げろ、今すぐそこから離れるんだ」。だが、爆発の危険があるとは想像もしないカンパニーは、オペの準備をやめようとしない。そのとき、社長室にギルベルトが駆け込んでくる!みんなの無事を知って泣きじゃくるギルベルトは、号泣しながらバルーンを工作し、いよいよオペが始まる!

一方のTeacherは沢入を発見!逃げる沢入を追いかけ格闘するTeacherは、奥泉の援護に助けられて起爆装置を奪うことに成功する。だが沢入は、なぜか余裕の笑みを浮かべて去って行き…。爆発を阻止したTeacherは、格闘のさなかに軽傷を負っていた奥泉を手当てする。「野田さんは役立たずじゃない。ちゃんとしたお医者さんでした」と頭を下げて帰って行く奥泉。その背中に、Teacherも静かにお礼を言うのだった。

皆川のオペを終えてアジトに戻ったカンパニーに、ギルベルトは自分のせいでみんなを危険な目に遭わせてしまったと謝罪する。そんなギルベルトに、「迷惑をかけてもいいじゃないですか。そのぶん誰かの迷惑も許してあげれば」とTeacher。さらにカンパニーは全員で本名を明かし合い、「これからは何かあればお互い相談しよう」と歩み寄ると、ギルベルトはまた号泣してしまう。その後、みんなで報酬のチョコを食べながら一件落着…と思われたが、カンパニーが立ち去った後に『DOUZO』の配送センターが爆破されていた!爆発による負傷者が海王病院に続々と搬送され、その中に、重傷を負い意識不明となった堤がいて――。

相関図はこちら