「私だって信じていないよ、パパのこと…でも、会う」――。誘拐事件をきっかけに逃亡を続けてきた八神製薬の社長令嬢・八神結以(桜田ひより)と、誘拐犯・林田大介(佐野勇斗)。結以は事件をきっかけに逃げてきた父・八神慶志(北村一輝)と向き合う決心を、大介も人生をやり直すために逃げ続けてきた現実と向き合い自首する決意を固めた。
一方、アメリカのフーバー製薬に買収され、八神製薬の社長の座を追われた慶志は、社長室にやってきた週刊誌記者・白木(山口馬木也)と共に、八神製薬創業者・八神恭一(間宮啓行)のこと、そして“さとり”の能力の本質を解き明かす対話を始める…。
ESCAPE…はじまりは、犯人と人質のはずだった。逃げ続けた2人が迎える、運命の最終回。この誘拐が終わるとき、本当の人生が始まる。ふたりが最後に目にした景色とは?その結末は、涙か。笑顔か。