1回戦 第1試合
【 試合終了 】


前 半
0−0
1−0
後 半

後 32分 ヌール 得 点

10 シュート 7
6 C K 4
25 F K 18
P K
前 22分 ドキ
前 32分 カロン
前 43分 フリリ
後 44分 ファラタ
警 告 前 38分 シャディ
退 場

ポジションNo.選手名交代
GK1ザイド 
DF2ドキ 
  4タカル 
  20アドナン・ファラタ 
  21アルモンタシュリ 
MF7ハイダル後19分
  8アボシュガイル後49分
  11チェコ 
  14フリリ 
  18ヌール 
FW3カロン 
MF17ソウェド後19分
MF17アルガルニ後49分
ポジションNo.選手名交代
GK1アルハダリ 
DF2エルシャテル後26分
  5エルサイド 
  6ゴムア 
MF7シャディ 
  8バラカト 
  12ジルベルト後1分
  14ムスタファ 
  17シャウキ 
FW9エマド・メタエブ 
  22アブトレイカ 
MF15アブモサレム後1分
後39分
MF2アシュール後26分
FW18ホスニ後39分
※チーム情報は、対戦カードのチームロゴをクリック。

開幕戦はアジア代表アルイテハドの勝利!

今日開幕した『 FIFA トヨタカップ クラブ選手権 』。
アルイテハド(サウジアラビア)対アルアハリ(エジプト)の"アルアル対決"

小雪舞うあいにくの条件の下、前半はお互い様子をさぐるような展開。
ミスキックもあり決定的なチャンスを作れない。セットプレーからもゴールを狙うが、GKの好守に阻まれノーゴールで前半を終了する。

後半に入るとアルイテハドがややペースをつかむ。
ノール、カロンが前線の起点になり攻撃を展開。
後半33分にノールが押し込み先制ゴールを奪う。
これが記念すべき大会初ゴール!
同点としたいアルアハリだが、要のFW [22] アブトレイカ、[9] エマド・メタエブ、MF [8] バラカト、の3人が機能せず、ゴールまで結び付けられない。

アルアハリが1点を守りきり準決勝進出。
14日に南米代表のサンパウロFCと国立競技場で対戦。
一方、連続無敗記録が55試合で途切れたアルアハリは、16日の5位決定戦に出場する。

大会第1号を決めた アルイテハド MF [18] ヌール コメント
「ゴールを決められてうれしい。この勝利はサウジアラビアの国民にとっても
喜ばしいことだ。次のサンパウロFCは強い相手だけど何も恐れることはない」

アルイテハドのエース FW [3] カロン コメント
「今日はチームとしては良かったと思う。次は自分がゴールして勝ちたい」

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試合後の両監督会見
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アルイテハド・ヨルダネスク監督

A. まずは選手にお礼とお祝いを言いたい。結果には満足しているし、誇りにも思っている。
前半は良くなかった。必要以上に相手を尊重してしまい、自分たちのサッカーができていなかった。

また、ブラジル人選手3人が登録抹消されたことで、選手が落ち込みアグレッシブになれなかったと思う。
モチベーションを取り戻し、自分たちのサッカーをさせるのは正直難しかった。
後半は動きも良くなり、相手のスキを突くこともできたと思うが、もし前半に相手のシュートが決まっていたら、どうなっていたか分からない。
私たちは他のチームより5人メンバーがいない中で戦っている(※登録抹消3人+出場停止2人という意味)。
でも、それがサッカーというもの。どんなに相手が強くても、困難を乗り越えて勝ちにいかなければならないと思う。
Q.アルアハリは、ビデオで見たとおりだったか?
A. ビデオは3本見たし、1カ月前には、アフリカチャンピオンズリーグ決勝を実際に見ているが、今日の試合と比較するのは難しい。
まったく違う大会だし、観客も試合のプレッシャーも違うので、単純に比べられない。うちもアジアチャンピオンズリーグとの比較はできないだろう。
しかし、サッカーとはそういうもの。色々なコンディションに合わせて戦っていかなければならない。
Q.アジアのクラブがブラジルのクラブに対して、真っ向勝負するのは可能か?
A. サンパウロと戦うことは、大変なことだが楽しみにもしている。(チームとして)もっとパワーが欲しい。
FIFA(国際サッカー連盟)が先の裁定(ブラジル人3選手の登録抹消)をくつがえし、チャンスをくれることを期待しているよ(笑)。
Q.アルアハリは自信過剰だったと思うか?
A. それは私が答えるべき質問ではない。、コメントは差し控えたい。
いずれにしても、今大会の準備は素晴らしいものだった。あらためてFIFAに感謝したいと思う。


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アルアハリ・ジョゼ監督

A. 前半35分あたりから、ゲームをコントロールできなくなった。
それまでは良かったのだが、数少ないシュートチャンスを逃してしまった。
攻撃のイマジネーションが足りなかった。普段なら、ああいうサッカーはしない。
もっと積極的にプレーしていたはず。

前半終了10分くらい前から、そこでゲームは終わってしまったと言える。
長いパスをつなごうとしても、アルイテハドのディフェンスは高さがあったので、跳ね返されてしまった。
後半になってからは、完全に主導権を失った。向こうの方が良い試合をして、ゴールチャンスを生かしていた。
アルイテハドにはおめでとうと言いたい。
私たちに、もっと自信があったらチャンスを決められたのだが、人生とはそういうもの。

55戦で無敗記録は途切れてしまったが、いつかは負けるときが来る。
目標は決勝進出だったが、それ以上に今日は相手の方が勝利に値するプレーをしていた。
次の試合(5位決定戦)では勝てるように頑張りたい。
Q.後半にパフォーマンスが下がったのはなぜか?
A. それを説明するのは難しい。
ハーフタイムに(チームを)落ち着かせて、もっと自由にとプレッシャーを取り除こうとしたがうまくいかなかった。
後半は相手の方がより攻撃的になり、プレスも強くなった。
我々はパス回しがうまくいかず、縦パスも相手に止められてしまった。
Q.エジプトのメディアに、アルイテハドのことを悪く言っていたようだが?
A. 良くも悪くも言ったことはない。東京にはチャンピオンになるためにやってきた。
「勝ちたい」とは言ったが、それ以外のことは言っていない。
とにかく今日は彼らの方が素晴らしかった。勝って当然だと思う。
Q.次の試合の位置づけは?
A. 次は絶対に勝たねばならない。55戦無敗だったが、いつかは負けるときもある。
今日は決して良い内容ではなかったが、とにかく私たちはこの2年間負けていない。
連敗した記憶もない。しかし、サッカーとはそういうものだ。





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