オセアニア代表 シドニーFC(オーストラリア) (05/12/17)
シドニーFC 帰国 <05/12/17>

カズが所属したことで注目を浴びたシドニーFC。
世界で1勝をあげた若きチームは、今日オーストラリアへ向け帰国しました。
リトバルスキー監督は、しばしの休暇を取るために日本に滞在。
また来月までのレンタル移籍ながら、出場枠を使い切ったカズも日本に残りました。

どうやら試合後は、六本木でカズ主催の打ち上げが行われた模様。
ホテル前では、成田空港に出発するシドニーFCの選手一人一人と抱き合い、全員で記念撮影。
「こんな風に全員と写真撮るなんて初めてだよ〜。夢のような40日間だった」とカズ。

シドニーFC、次の試合は12月30日のニュージーランド・ナイツ戦。
初代A・リーグの王者を目指し、再び戦いが始まります。


一夜明け カズ会見「最後の試合は勝ちたい」 <05/12/13>

12日のサプリサとの初戦を終え、都内に移動したシドニーFC。
次の試合がシドニーの一員として最後の試合となるカズ、そして、2トップを組むFW [22] ペトロフスキーが会見に臨みました。

   

この一か月、コンビを組んだペトロフスキーは、サプリサ戦で流血したものの元気な姿を見せ、
「シドニーFCとしてのカズとの最後の試合は絶対に勝ちたい。いい形で送り出せるようにしたい」
と闘志を見せていました。

これにはカズも感激した様子で
「みんながそういう気持ちで戦ってくれていると聞いて気持ちが入っている」
と、あらためて勝利への意欲を示しました。

「初戦は、勝ちたいという想いだけでピッチに立っていた。
前半はいいサッカーが出来ていた。監督の意図、チームのやろうとしていることも出来ただけに、点が取れなかったことが悔やまれる。最後はパワープレーになったし、後半については納得していない。
初戦のモチベーションを保って、金曜(5位決定戦)は絶対に勝ちたい」

カズ、今大会と最後となる5位決定戦は16日。国立競技場で19:20キックオフです。


明日初戦!シドニーFCが会見 カズ「顔つきが変わった」 <05/12/11>

明日、デポルティボ・サプリサと対戦するシドニーFCが、豊田スタジアムで最終調整を行いました。
開始15分のみ公開されましたが、緊張感みなぎる練習となりました。

試合後の会見には、リトバルスキー監督とカズが出席、この1か月を振り返り自信のコメントです。

リトバルスキー監督

A. いい準備が出来た。日本に来てモチベーションもアップして来ている。
サプリサにはコスタリカ代表が多く、FW [11] ゴメス、GK [1] ポラス、DF [3] コルデロが要注意。手強い相手だと思う。
しかし、トーナメント方式は調子によって勝負が分かれるので、我々にもチャンスはある。
今は、まるでワールドカップの雰囲気のようで非常にエキサイティング。ぜひ質の高い試合をお見せしたい。
Q.カズのこの1か月のチームへの影響は?
A. カズはスピードもあり、シュートもうまく、戦術もよく理解している。
うちの若い選手にもいい影響を与えてくれた。
93年に初めて、Jリーグで対戦したあの頃と変わりない。

カズがいるのはアドバンテージだね!
サプリサ相手にはサポーターの声援が一番の力になるからね。


FW [11] 三浦知良

A. チームの顔つきが、日本に来て変わった。2日前まで疲れていたけど、だんだんいい状態に なってきている。シドニーでケガと病気をしないように気をつけてきたが、非常にいい形で来れたと思う。 シドニーのみんなと一緒に生活してきて、本当に良くしてくれたので、この大会で最後かと思うと 寂しいけれど、すごく楽しみでもある。 サプリサについてはビデオも見たし、データも入っているけど明日は明日。 気持ちで試合に入りたい。
※カズが海外メディアからの質問にポルトガル語で答えるシーンもありました。
(以下、日本語訳です)
Q.この豊田スタジアムについて
A. 豊田スタジアムはJリーグでも使ったことがある。
しかも名古屋に勝ったことがあり、僕にとって相性がいい。明日もうまくいく。


早くもカズダンス! <05/12/9>

この日の練習で早くもカズダンス登場です。
写真に注目!これがその瞬間です!!

真相をカズに確認すると、 「ルダン(画面左の笑顔の選手)に聞かれて、教えてやったんだよ」
もしゴールを決めたら、シドニーFCの選手がみんなで
カズダンスをするかもしれません?!

この日の練習でも、FW [22] ペトロフスキー(オーストラリア代表)と2トップ、
[19] ヨーク(トリニダード・トバゴ代表)が中盤でゲームメーカーとしてプレー。
連携を確認していました。

シドニーFCが名古屋市内で初練習 <05/12/8>

シドニーFCが名古屋市内で初練習をしました。

昨日来日したばかりですが、早くもゲーム形式の戦術練習を行うなど、およそ2時間汗を流しました。

真夏のオーストラリアとの気温差は20度近く。
リトバルスキー監督も「思ったより寒く感じるね」と心配している様子でした。
調整が難しいかと思いきや
「寒いところから暑いところに行く方が大変なんだよ」と、カズ。

またこの日、大会登録メンバーが発表され、
カズの背番号は「11」に変更されました。
Aリーグでは「21」でしたが、ペトロフスキーが譲ったかたち。

ミニゲームでは、そのペトロフスキーと2トップを組んだカズ。
エースのヨークは中盤に入り、4−4−2のフォーメーション。
カズの先発はほぼ確実と言えそうです。

シュート練習でもゴールを決めるたび、大声をあげ、盛り上げていたカズ。
気合も十分でした。


KINGカズ 名古屋で会見「チームと自分に期待」 <05/12/7>

早朝に成田に到着し、新幹線で名古屋に移動したシドニーFC。
午後1時には、シドニーFCのジャージ姿で会見に現れたカズ。
リトバルスキー監督、そしてエースストライカーのヨークとともに疲れを見せず、会見へ。

リトバルスキー監督は
「86年のワールドカップ前の会見の時のように緊張している」
と、正直な胸の内を明かしました。
西ドイツ代表として、82年から3大会連続でワールドカップの出場、準優勝2回、優勝1回の百戦錬磨のスーパースターが、この大会をワールドカップと同等に位置づけました。

「うちには若い選手が多いが、カズの豊富な経験がいい影響を与えるだろう」
と、カズに大きな期待を寄せていました。

さらに日本を第二の母国と呼んでいるリティは、会見の最後は日本語で締めくくりました。
「シドニーFCを応援して下さい!」

オセアニア代表として、日本に戻って来たKINGカズは
「世界の舞台で誇りを持って戦いたい」と笑顔をみせていました。

Q.この大会に臨む今の気持ちは?
カズ「シドニーの一員としてここ(FIFA トヨタカップ クラブ選手権)に来られたことを幸せに思いますし感激しています。準備は出来ているし、勝てるように頑張りたいです。オーストラリアに行く前はシドニーに参加するんだな、という気持ちでしたが、今は1か月生活して、このチームでみんなで勝ちたい、という気持ちが強くなりました」
Q.シドニーはどんなチーム?
カズ「一人一人の選手が持っているポテンシャルはとても高いと思います。
経験の少ない選手がいるけれど、こういう大会を通じて世界に通用する選手が出てくると思います」
Q.FIFA(国際サッカー連盟)主催の大会に出場することについては?
カズ「FIFAの舞台に立てることは選手として誇りに思います。でも、やることはサッカーなんで。どんな試合でも自分では変わらずにやりたいと思っています」

シドニーFC初戦は12日19:20〜豊田スタジアムでキックオフ。
北中米カリブ代表デポルティボ・サプリサと対戦します。

速報!オセアニア代表 シドニーFC 来日★ <05/12/7>

オセアニア代表シドニーFC(オーストラリア)が来日。

KINGカズこと三浦知良選手も笑顔で登場。
1か月ぶりの日本での第1声は「寒くなったねぇ」

新幹線で名古屋へ移動し、会見に臨んでいます。


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