STORY

2022年11月2日 放送

岩崎和佳(奈緒)が発案した、「お魚ボックス」の売上は好調。その将来性を見込んで、銀行が融資をしてくれることになった。設備も整い、漁師たちの報酬もアップ。さらに事務員として山藤そよ(志田未来)が加わったことで漁師たちのモチベーションは急上昇!活気に満ちた日々が訪れたのだが…。

ある日、和佳が「先生」と呼ぶ相談相手・琴平祐介(渡辺大知)が、「大事な話がある」と言って東京からはるばる和佳に会いにきた。

そんな二人の姿を、漁協の組合長・杉浦久光(梅沢富美男)が偶然目撃。杉浦は何かを思いついた様子で、不敵な笑みを浮かべ…!?

一方、和佳が「先生」と会っていると知った片岡洋(堤真一)は、どんな男なのかとモヤモヤ…。そんな中、杉浦から片岡に連絡が入り、謎に包まれた「先生」の正体が明らかに!

杉浦の話を聞いた片岡は、「わしゃもうボックスなんかやらんけぇの!」と事務所を飛び出してしまい…!?

※注意 以下、ネタバレを含みます。
和佳が「先生」と呼ぶ琴平祐介の正体は、和佳の息子・進(石塚陸翔)のかかりつけ医であることが判明。さらに祐介が、片岡の息子であることも明らかに!
和佳と祐介が一緒にいる姿を目撃した杉浦は、「二人がホテルで密会している」と片岡に連絡。「祐介が自分の女を使って『お魚ボックス』でさんしをめちゃくちゃにしようとしている」と吹き込み、「あんたは祐介の母親を殺してしもうたようなもんじゃけぇ」と、片岡を追い詰める。
動揺する片岡のもとに、和佳と祐介が二人揃って登場。「お父さん…」と話を切り出そうとする祐介に、「誰がお父さんじゃ!お前とワシとは、もう赤の他人じゃろうが」と片岡は激昂。さらに片岡は和佳にも悪態をつき、「わしゃもうボックスなんかやらんけぇの!」と事務所を飛び出してしまう。
残された祐介は、和佳に片岡との関係を語る。祐介は、片岡の亡くなった妻・みやこ(中越典子)の連れ子であり、幼い頃から片岡の“自慢の息子”として可愛がられてきた。父子の関係にヒビが入ったのは、祐介の高校時代。みやこが病死したこともあり、医者を志すようになった祐介だったが、その頃から漁港は活気を失いつつあり、幼い妹が二人いる中、家計は苦しかった。そこで、母方の実家、琴平家の養子となることを条件に、祖父母から医学部の学費を出してもらうことを決断。しかし、そのことを知った片岡は「なんでそねぇな遠慮するんか!お前はワシの息子なんじゃないんか!」と激怒し、祐介に絶縁を言い渡したのだという。
その後、磯田高志(吹越満)と山中篤(梶原善)に説得された片岡は、事務所に戻り、「お前のおかげで、二人の娘たちも進学させることができた。助かった」と祐介に礼を言い、二人はついに仲直り。さらに片岡は、和佳と祐介に「お前ら、一緒になる気はないんか?」と尋ねるが……祐介は、「結婚はしません」「僕の恋愛対象は男性なんです」と告白!予想だにしない展開に混乱した片岡は、思わず祐介にひどい言葉を浴びせてしまう。
その夜、和佳は、祐介を突き放した片岡に「ガッカリした」と告げる。和佳の話を聞いた片岡は、息子の心情に想いを馳せながら一晩を過ごし……。
――そして翌日。東京に帰ろうとする祐介のもとに、片岡から着信。「近いうちに、母さんの仏壇に手ぇ合わせにこい」という片岡に、「…はい、お父さん」と微笑む祐介。
その後、片岡が事務所に向かうと、そよとたくみ(上村侑)が和佳を囲み、「永沢は和佳のことが好きだと思う」と盛り上がっていた。そんな中、永沢が登場!「社長。ちょっとお話いいですか?」と呼び出され、内心ドキドキと緊張する和佳だったが……永沢は「俺、今月で会社辞めます」と、衝撃の発言!
“お助けマン”として和佳の支えとなってきた永沢に、一体何があったのか…!?
相関図