STORY

2022年11月16日 放送

テレビ出演のおかげで、「お魚ボックス」の売り上げは絶好調!人手が不足してきたため、岩崎和佳(奈緒)は人員募集をすることに。

その頃漁協では、組合長・杉浦久光(梅沢富美男)のもとへ、地元の有力者・辰海一郎太(泉谷しげる)がやって来て、「さんしを潰すには『針』を仕込めば良いのだ」と不敵な笑みを浮かべ…!?

しばらくして、さんし船団丸には3名の新人が加入。どうやらその中の1人が、辰海の差し金で紛れ込んだ「針」らしいのだが、何も知らない漁師たちは、浜に若者が来てくれたことを喜び、歓迎ムードに。

多忙な和佳に代わって、片岡洋(堤真一)が自ら教育係に名乗り出るも、世間知らずで空気を読まない大卒の新人・小森賢太郎(北川尚弥)の振る舞いに、皆のストレスはたまっていくばかり。

船団の空気がどんどん険悪になる中、命にかかわる大きな事件が…!?

※注意 以下、ネタバレを含みます。
ある日、魚の詰め方を巡って、山中篤(梶原善)が小森と衝突!これまで懸命に小森を擁護し続けてきた片岡も状況を見かねて、「小森くんに欠けちょるんは、気持ちじゃと思うど」と告げる。すると小森はプイッとその場を立ち去り…。
その後、山中が網船と抑えの船を繋ぐロープを点検している様子を見ていた小森は、ロープが傷んでいることを指摘。山中は「これくらいは大丈夫ぃね」と返答をしたのだが…。その日の漁の最中に、ロープがバチンと切れてしまう!命綱であるロープが切れたことで、船は傾き、非常事態に!片岡は船団員たちの命を守るため、網を切るよう指示。こうして、船はなんとか転覆を免れたが、一同は身も心もボロボロに…。
山中は、「おめぇが仕返しにロープ切ったんじゃろ!」と小森に殴りかかる。一方小森は、「単なる山中さんのミスじゃないんですか?割とロープ傷んでましたよ」と淡々と答える。山中は、「こいつ今すぐクビにしてくれ!」「ワシのミスやと思っちょるんか!?」と怒りを露にするが、片岡は、「じゃけど証拠もねぇじゃろ」と中立の立場を取る。そんな片岡の態度を目の当たりにした山中は、「なんで『あつしがそねぇなミスするわけない』ってゆうてくれんのか!」と声を荒げ、事務所を飛び出してしまう。漁師たちは山中を追って出て行き、小森以外の新人2名も「お世話になりました」と辞めていき、肩が脱臼した磯田高志(吹越満)も、「もう、疲れたわ…」と、トボトボとその場を立ち去り…。
騒ぎを聞きつけた和佳が戻って来た頃には、事務所には片岡と小森の2人しか残っていなかった。状況が飲み込めずあ然とする和佳に、片岡は、「ワシとあんたとこいつと、こっから3人で出直しじゃ!」と言い放ち…!?
相関図