STORY

2022年11月23日 放送

船の転覆事故をきっかけに漁師たちが去って行き、片岡洋(堤真一)小森賢太郎(北川尚弥)ら数人だけが残されたさんし船団丸。岩崎和佳(奈緒)は皆を呼び戻しに行こうと提案するが、片岡は断固拒否。さらに片岡は、和佳が講演を行う水産フェアの会場で、新たに経験のある漁師を募集すればいい、と言い出す。

こうして和佳は、全国から漁師たちが集う水産フェアの会場に、片岡も一緒に連れて行くことに。

講演会終了後、和佳と片岡は、元官僚のビジネスコーディネーター・波佐間成志(小西遼生)を紹介される。

見るからにやり手な波佐間から、「さんしと一緒にビジネスをしたい」と言われた和佳は目を輝かせるが、片岡はそんな2人の姿にモヤモヤし、帰り道に大喧嘩に!東京に置き去りにされる形となった片岡は、帰る手立てを失い、一人迷子になるが…。

一方、汐ヶ崎に戻った和佳のもとに、銀行から「融資を切り上げたい」と唐突に連絡が入る!突如として“倒産危機”に直面した和佳に、挽回のチャンスは訪れるのか…!?

※注意 以下、ネタバレを含みます。
和佳は、たくみと山藤そよ(志田未来)から、「ロープを切った犯人が逢坂孝徳(矢崎広)である可能性が高い」と報告を受ける。そよ曰く、逢坂の履歴書や身分証に記されていた情報は嘘だらけで、既に連絡もつかなくなっているのだという。事情を知った山中篤(梶原善)たちは、片岡の自宅を訪れるが、片岡は不在にしており、携帯も繋がらない…。
そんな中、和佳のもとに、杉浦久光(梅沢富美男)がやって来て、「漁協がさんしに貸している金を今日明日中に耳を揃えて返してほしい」と言い出し…。
突然の大ピンチに困り果てた和佳は、波佐間の存在を思い出し、ダメ元で「うちのビジネスを支援していただけないでしょうか?」と持ちかける。波佐間の仲介のお陰で、さんしに資金提供してくれる食品商社がすぐに見つかり、銀行にも漁協にも借金を全額返済!なんとか倒産の危機を免れることができた。
一方、東京をさ迷っていた片岡は、自分のことを探しにやって来た琴平祐介(渡辺大知)と無事に再会。その後、琴平宅に転がり込んだ片岡が、数日ぶりに携帯を立ち上げると、100件以上もの未読メッセージが!さんしが貸し剥がしにあったことを知った片岡は、慌てて汐ヶ崎へと向かう。しかしそこで片岡が目撃したのは、皆に囲まれ感謝されている波佐間の姿。ショックを受けた片岡は、そのまま立ち去ってしまう…。
片岡が戻って来ていたことにも気づかぬまま、和佳と船団員たちは張り切って仕事を再開!そんな中、ガラッと事務所のドアが開く。片岡が帰って来たのかと期待して和佳が振り返ると、そこにいたのは永沢一希(鈴木伸之)で…!?
相関図