日テレフォーラム 第17回

2016.3.13
第17回 日テレフォーラム2016

 日本テレビでは、1999年より年1回「日テレフォーラム」を開催しています。
 毎年タイムリーなテーマを選び、視聴者の皆様と番組制作者(バラエティ・ドラマ・情報・報道・編成)が直接意見を交換して、お互いの理解を深めようというイベントです。
 17回目となる今年は、公募による21人(高校生7・大学生7・社会人7、男女比4:6)の参加者を迎え、菅谷大介・杉野真実両アナウンサーの司会で、災害報道の現状についてのプレゼンテーション、意見交換会の二部構成で行いました。

 今回のテーマは「テレビ、何のために? 新しい時代のテレビのチカラとは?」。
 スマホやインターネット環境の多様化で若年層のテレビ離れが進んでいるといわれる中、テレビ(地上波)ならではの役割について活発な議論が行われました。

 まず第一部では、東日本大震災から丸5年という節目の年に際し、報道局『NEWS ZERO』大井秀一デスクが「災害報道って何のためにやるの? 3.11で変わったこと」と題したプレゼンテーションを行いました。

 震災や原発事故以外にも、噴火・台風水害・大規模火災…等“災害列島日本”で生活する、誰にとっても他人事ではない災害。地上波テレビの災害報道について、東日本大地震発生直後の日本テレビ・NHK・テレビ朝日の放送を比較しつつ、日本テレビ報道局が反省に基づき修正・改善した点を具体的にわかりやすく説明し、「【被害を伝える報道】から【命を守る報道】へ大きく報道姿勢を変えました」との大井デスクの言葉に、参加者の皆様も身を乗り出して聞き入りました。
 また、菅谷・杉野両アナウンサーからも、災害発生時にまず「命を守る」ことを最優先に呼びかける表現の工夫や、年2回の災害報道訓練の内容について紹介しました。

 第二部・意見交換会では、パネリストとして大井デスクのほか、制作局・安島隆ディレクター(バラエティ)、制作局・松本京子プロデューサー(ドラマ)、情報カルチャー局・脇山浩一プロデューサー、編成部・下村忠文副部長ら現場の第一線で活躍する局員が登壇。
 参加者の方々からは、
「出演者たちの内輪受けではなく、常に視聴者目線を意識して作って欲しい」
「テレビを批判する意見に過敏に反応しすぎでは? もっと自由に作って良いと思う」
「どの局も似た企画内容やタレント・キャストの番組が多い」
「キレイにまとまってはいるが、マンネリ化した番組が多い」
 …等々、数多くの鋭い意見が連発しました。
 普段、直接対話の機会が少ない視聴者と制作者の双方が、納得のいくまでディスカッションし、制作者にとっても非常に充実した機会になりました。そして、視聴者の皆さんからもフォーラムに対する満足度の高い感想が数多く寄せられました。

開催日時 2016年3月13日(日)
開催場所 日本テレビ・日テレホール
テーマ 「テレビ、何のために? ~新しい時代のテレビのチカラとは?」
司会 菅谷 大介(日本テレビアナウンサー)
杉野 真実(日本テレビアナウンサー)
参加者 高校生~社会人 21人
▼日本テレビの災害報道について
「災害報道って何のためにやるの? 3.11で変わったこと」
 大井 秀一(報道局『NEWS ZERO』デスク)
▼番組制作者
 下村 忠文(編成局 編成部 担当副部長)
 安島 隆(制作局 専門副部長 ディレクター)
 松本 京子(制作局 専門副部長 プロデューサー)
 脇山 浩一(情報カルチャー局 担当副部長 プロデューサー)
 大井 秀一(報道局 『NEWS ZERO』デスク)
放送 「日テレアップDate!」
2016年4月3日(日)ダイジェスト版放送