2013年2月26日放送

食の世界に革命を起こした…。

野菜切りマシーン開発、松本英司(まつもと えいじ)さん。
野菜、肉、果物。
あらゆる食材を、あらゆる形に加工する…。
そんな機械を造り続けてきました。

「もともとはキャベツの千切り機を開発して…。とんかつ屋さんなんかですと、
キャベツの千切りは、おかわり自由は機械化しないと出来なかったことだと思うんですけど、
そういうものを作ってやってきました!」

早く、簡単に、美味しく切る…。
理想の機械は、簡単に産み出せるわけではありません…。

「お客さんのところに持っていって、デモしてみるんですけれども、
全然こんなもの使い物にならないよって云われて引き返して…。再度調整って形ですよね…。」

しかし、“機械には大きな可能性がある!”と信じ
自分に言い聞かせてきた言葉。それは…

『進歩しないものはすたれ、退かず努力するものは必ず前進する』

明治の文明開化に尽くした、福沢諭吉の言葉です。

「かぼちゃみたいな固いものも、フライドポテトのような形に一瞬で切れるので、
新しいメニューが作れたりとか、世界に機械と一緒に食文化を輸出する。」

食への挑戦に、終わりはありません。