2014年3月4日放送

一輪車で華麗に舞い、踊る…
ユニサイクリスト、菅さやかさん。

「一輪車っていうスポーツ自体が、メジャーではないので、興味をもって頂きたい。」

美しく舞う一輪車に出会ったのは小学校4年生の時。
弧を描くように走る優雅な姿に魅せられました。

それからというものクラブに入って、技に挑戦…
時には一輪車から落ちて、肋骨を折ることも…。

それでも厳しい練習を続け、世界大会で優勝。
今は、若い世代の指導者としても活動しています。

「子どもたちの成長が技術だけではなく、心身ともにという部分が見えてくると、
やりがいを感じますね。」

目指すのは、一輪車の魅力と可能性を伝えること。

「もっとメジャーなスポーツになっていくのが一番なんです。オリンピックスポーツになっていけたらな、と思うんですけれど。」

そんな彼女が胸に刻む言葉、それは…

『終着点はどうだっていい そこへ行くまでの道のりがすべてよ』

アメリカの西部開拓時代を生きた女性作家、ウィラ・キャザーの言葉です。

「一輪車を知っている方も知らない方も、興味を持って楽しんで頂けるような舞台にしていきたい。」

重ねた努力の分だけ、夢は輝きます。