2014年7月1日放送

派手なパフォーマンス!作られるのは冷たい魅惑のジェラート
ジェラートアーティスト、柴野大造(しばの たいぞう)さん。
ミルクベースに混ぜるのは マイナス196度の液体窒素。

「(液体窒素は)牧場で身近に昔からあったものなので、それをジェラートの液体に混ぜることで、瞬時に煙を上げながらジェラートができるプロセスを楽しんでいただけるっていうので、取り組み始めたのがきっかけですね。」

その味は、本場イタリアで表彰を受けるほど。
柴野さんがジェラートを作り始めたのは、実家の牧場を継いだときでした。

「お子様からおじいちゃんおばあちゃんまで、幅広い年代の方にジェラートっていうのが、一番身近で間口が広いので、自慢の生乳を味わっていただける。そういう思いで始めました。」

しかし、冬になればジェラートは売れません。
そこで思いついたのが、液体窒素を使ったジェラートづくりのパフォーマンス。

「皆さんの喜ぶ顔が、手に取るようにわかったので。次はもっとおもしろいことをやってあげようとかね。」

挑戦を続ける柴野さんを支えてきた言葉、それは

『In bocca al lupo(イン ボッカアッルーポ)!』
っていう、イタリアの諺があるんです。

「オオカミの口の中に飛び込む」ように「挑戦しろ」というイタリアの諺です。

「最終ゴールは、僕が生まれ育った能登に恩返しがしたいって思っています。ジェラート1個のために、わざわざ能登に世界中から足を運ぶっていう現象を作って、地域貢献したいなと…」