2014年12月16日放送

懐かしいゲーム機を今に甦らせる・・・
駄菓子屋ゲーム博物館の館長、岸 昭仁(きし あきひと)さん。

かつて駄菓子屋の軒先で、子どもたちを熱狂させた古き良きゲーム機。
岸さんは、風雨にさらされ壊れてしまったゲーム機を回収・修理し、
50台以上も展示しています。

「10歳ぐらいの頃に、このゲーム機がお米屋さんの軒先に放置されてるのを見つけて、頂いたのがスタートですね。12年位前に、こういうゲームがどんどん無くなっていたことに気が付いて、コレクション再開したのがきっかけですね。」

この思いが、岸さんの原動力です。

「ある種、文化財なので。オリジナルの状態に戻す作業を、私の人生の総力をかけて修理にあてています。」

そんな岸さんが心に刻む言葉、それは・・・

『黙り虫壁を通す(だまりむし かべをとおす)』

黙って努力するものは、人が気づかないうちに大事業を完成するという
ことわざです。

「子供が“楽しかったねぇ。お父さんまた来ようね”なんて言っているのを聞くと、あぁ、やっててよかったなあ。今の子供にもホント楽しんでもらえるんだなあと思うと、よし、じゃあこれからも頑張ろう!モチベーションアップに繋がりますよね。」