2015年2月10日放送

甘いキャンバスに描く、メルヘンの世界・・・
お菓子絵本作家 上岡麻美(かみおか あさみ)さん。

「ハロウィンで作ったのは、お菓子の番人がお菓子を守るっていうストーリーがあって。クリスマスだったら星を集めてみんなでクリスマスツリーを飾る(ストーリー)。」

独創的な物語は、全てお菓子で描きます。

「クッキーとかチョコレート、マカロンと、全部食べられるもので作ろうと思っていて。今回は、バレンタインなんですけれど、女の子がチョコを渡して、ちょっと海賊船みたいなのに乗ったクマとかヒツジとか動物が、チョコを狙って・・・。」

パティシエだった上岡さん。お菓子の絵本を思いついたのは、
子どもたちに 優しい心を伝えるため。

「子どもが好きな絵本と、私が得意とするお菓子を結びつけて。美味しそうというのは勿論ですけれども、素材の持っている温もりを感じるなと、私は思っています。」

そんな彼女が共感する言葉。それは・・・

『熱中なしに成し遂げられる偉業はない』

アメリカの思想家、ラルフ・ワルド・エマーソンの言葉です。

「熱中して、楽しんで自分がやっているものって、人に思いが伝わると思うので。お菓子を通して、子どもたちをもっと喜ばせたいです。」

甘い物語が、皆の心に広がります。