2015年5月12日放送

見せるのは新しいスタイルの歌舞伎。
劇団・花組芝居“座長”、加納幸和さん。

20年前、加納さんが始めた
誰もが気軽に楽しめる“ネオかぶき”。

「僕らは歌舞伎俳優じゃないので、シキタリみたいなものは全然無視して、ここは長いなとかここはよく分からんぞってところは取っちゃって、面白いところだけ貰う(感じ)。」

普通は三味線の音が流れる場面でも…

「昔はそれ(三味線の調べ)が流行曲だったので、みんな分かってた訳ですよね。今は分からないので。本当はこの気持ちなんだよ、このシーンはこういうテンションなんだよっていうのを分かるように今の曲を入れたり(している)。」

“ネオかぶき”の面白さは、海外でも高い評価を得ています。

「ヨーロッパの方々は歌舞伎って面白い演出だって、(芝居に)随分取り入れてらっしゃるんですよね。ただ日本の場合、遠慮って言うかタブーみたいな感覚で取り入れないんですよ。それを日本人がもう一回面白がることをしてもらいたい。」

そんな加納さんが 共感した言葉…

『何も真似したくないと思う者は、何も生み出さない』

新しいものは真似から生まれるという、芸術家・ダリの言葉です。

「歌舞伎ってこうだよな…いや待て待て。ちょっとそれは置いておいてって、観て頂きたい。」

伝統とは違う、新しい“芝居”です。