2016年3月22日放送

賞賛と共にリンクに投げ入れられる 色とりどりの花束…

生花店 店主、宮田三雄さん。

フィギュアスケートの演技後に投げ入れられる花束。
日本で唯一その販売を許されているのがここ、宮田花店です。

「ファンが思いを込めて投げる花束なので、やはりリンクに届かないと意味がないかなと思うところで、吸水性スポンジにお花を挿すことで重しがわりで遠くに飛ばせる切り方とか工夫して、実際に投げてみて研究を重ねて今も形になっています。」

フィギュアスケートをもっと盛り上げたい!
今では当たり前となった光景の裏には宮田さんの熱い思いが有りました。

「今ほど観客のみなさんも多くなかったので、僕たちが喝采の花束をリンクに投げ入れて頂けたらなという思いを広げていけたらなっていうことで、結構たくさん投げました。」

そんな宮田さんが共感した言葉。それは…

「錦上 花を添える」

「華やかさをます」ことを意味する中国の詩の一節です。

「今活躍している羽生選手、浅田選手、宇野選手なども小さい頃、フラワーガールやフラワーボーイをしている時に、いつか自分もこんな花束を貰える選手になりたいなっという風に思ってくれたっていうのを聞いて、選手とファンがつながる花束なのかなって思って、白いリンクを色とりどりの花で埋め尽くしたいなと思います。」