2016年9月13日放送

日本全国に届けられるのは、満天の星空…

星の学芸員 木村直人さん

木村さんは、持ち運び可能なモバイルプラネタリウムを開発。
空気で膨(ふく)らませたエアドーム内に、プロジェクターで星空を投影。
このドームで最大60人を楽しませます。

「プラネタリウムってのは本来は施設があって行くものだったんですけど、
これは例えば学校の体育館でもいいし、どこでもいいんですね、
スペースさえあれば。
(子どもたちは)なんか宇宙って別物の気をしているんですね感覚として。
そんなことなくて、宇宙はすぐそばにあるんですよね。
それを感じて欲しいんですよ。」

務めていたプラネタリウム閉館を機に、このシステムを開発。
全国1000カ所以上を訪ね、その地域で実際に見える夜空を映し出し
星の素晴らしさを伝えます。

「例えば土星とか火星というのは名前は誰でも知っている。
でもどれが土星?って聞かれて分かる人は、まずいない。
それが“今晩はあそことあそこに見えるんだよ”って紹介してあげて、
ウチに帰って確かめる、と。星とか天文って本物を見て“わあ、すごいんだな!”それから入って行くと、すごくおもしろい世界なんですよね。」

星は身近なものだと知って欲しい。そう願う木村さんの言葉、それは…

「真実は体験するもので、教わるものではない。」

ドイツの作家、ヘルマン・ヘッセの言葉です。

「“じゃあ今夜星を見てみます”って言われるのが1番うれしい。やっぱり、それに繋がって行かないとね。これを伝えて行くことが私の人生かなって思ってます。」