2016年10月11日放送

小さな体で大きな相撲を繰り広げる!
女子相撲、野崎舞夏星(まなほ)選手、20歳。
18歳の時、日本人で初めて世界ジュニア選手権を制覇した
女子相撲界のホープです。

「女子の相撲はレスリングっぽいところがあって、
回り込んで技で勝負したり、スピードで勝負したり、
最後の最後までどっちが勝つ分からないという試合がすごく魅力的です。」

相撲に魅せられたきっかけは、小学1年の時に参加した「わんぱく相撲」。

「自分より大きい選手とか男の子に勝った時の周りの歓声と言うのは、
小さい頃でも今でも快感というか、何にも代えられない。」

現在は女子相撲の名門・立命館大学相撲部で男子とともに汗を流します。

「最後、土俵際ぎりぎりで相手が先に落ちるか、自分が先に落ちるかっていうときに、
手がついたら負けなので、女子として(顔から落ちて)けがをするのは
避けたいんですけど、自分の気持ちに勝ったからこそ、勝てたと思って。」

自らに向き合い相撲を取る野崎さんがおもう言葉

「克己」(こっき)

自分の欲望や邪念にうちかつことを指す言葉です。

「私の目標は大学4年間でシニアの世界大会に出場することで、
10月の全日本選手権に優勝しないと出れないので、
一瞬の時間の中で自分の今までの稽古を生かして、相撲が取れればいいと思います。」