2017年12月12日放送

空中ブランコパフォーマー、関口綾乃さん。
日本各地を巡る木下大サーカス。
その花形演目である空中ブランコのパフォーマーとして、
わずか1年でステージデビューし子どもたちを楽しませているのが、関口さんです。
「楽しいのは楽しいです。しかし、毎回安全な訳ではないので怖さがありますね。」
先輩からの厳しい教え。
それは“練習でも失敗して落ちてはいけない”ということ。
「タイミングが合わず、1秒でも遅かったら手が届かないんです。
特に頭から落ちるのは危険で、連続して落ちてしまうと、そのイメージが芸に現れちゃって
タイミングが分からなくなってしまいます。」
公演中はお客さんの案内をはじめとした、ステージパフォーマンス以外の仕事も行います。
「空中ブランコ出ていましたか?スゴイですね~と言ってくれるので、
その日なにか嫌なことがあったとしても、全部忘れてしまうくらい、すごくうれしいです。」
危険な演技を華麗にこなす関口さんが心におもう言葉。それは…

「やる気をすっかりなくさない限り、失敗はありえない。」

アメリカの作家 エルバート・ハバードの言葉です。

「お客さんが見ている前で失敗はできないので、本当に不安でしかないです。
でも思いっきりやってみたら意外とうまくいって、とにかく不安をゼロにして思い切ってやります。」