2018年10月30日放送

クリケット選手 木村昇吾さん。
ボールを投げる。そしてそれを打つ。野球の原型と言われるクリケットは、
競技人口1億人以上という世界では人気のスポーツ。
木村選手は去年までプロ野球で活躍していました。
「プロ野球を戦力外になり、自分の中でまだまだアスリートとしてやりたいな
と思っていた時に、声をかけていただき挑戦させてもらうことになりました。」
クリケットのフィールドは円形。その中心から360度どこに打ってもいいルール。
しかし、最初はほとんど打てませんでした。
「大谷翔平選手の150キロの球もヒットを打ったことがありますけど、
クリケットでは、それより全然遅い100キロや110キロの球が全く当たらなかったりするので、
難しさというか、おもしろさというものを感じています。」
今は新人選手として日々練習に励んでいます。
「打つ技術というのを、もっともっと習得していかないといけない。
汗もかいて、恥もかいて、どんどん上にのぼっていければなと思っています。」
日本代表にも選ばれ、
世界最高峰といわれるインドのプレミアリーグを目指す木村選手が心に思う言葉。

「有難い」 

めったにないことに巡りあえた幸運を天に感謝するという意味です。

「困難や苦難は、自分を成長させてくれるありがたいものなので、
野球を続けたかったですけど、僕の前にクリケットが現れてくれて、
本当に幸せものだと思っています。」