2020年6月2日放送

キメコミアート、イワミズアサコさん。
独特の色使いが目にも鮮やかな浮世絵。
実は、布を切り張りして作ったキメコミアートと呼ばれる作品です。
「伝統工芸で、木に筋を入れて、布を押し込んで作る木目込み人形というものが
あるんですけど、それを発泡スチロールで作っています。」
細かいところでは1ミリ単位で、布を埋め込みます。
「集中しないと切り込みを入れすぎたりとか、布が足りなくなったりしたら終わりです。」
ファッションデザイナーとして働いていた時、このアートを思いつきました。
「洋服を作る過程で出る何万tという端材を、どうにか形に出来ないかなと思って…」
作品の特徴は、その大胆な色使い。
布が持つ本来の色を感じるため、自然の光の中でしか制作しません。
「色が持つエネルギーって、すごくあると思うので、
作っていくうちに自分の気持ちがポジティブになっているなというのがある。
自然に元気になりそう、と思う色を選んでいるんだろうなと思います。」
ルーブル美術館で展示を行うなど、世界で注目されるイワミズさんが共感する言葉…

「あなたの持てるものの中から、あなたのいる場所で、あなたのできることをせよ。」

アメリカ合衆国第26代大統領 セオドア・ルーズベルト(1858-1919)の言葉です。

「私も家の中にあったもので始まったので、身近なもので楽しめることっていうのを、
作品を通じて感じてもらえればと思いますね。」