2020年12月8日放送

スポーツスタッキング選手 瀬尾剛さん。
カップを決められた形に積み上げ、
元に戻すまでのスピードを競う「スポーツスタッキング」。
瀬尾選手は世界大会でも個人総合優勝を果たした日本代表のプロ選手です。
「スポーツスタッキングというのは、短い競技だと2秒台。特に速い選手は1秒台。
1000分の1秒までギリギリの戦いをしています。」
大会で競われるのは、主に「3-3-3」「3-6-3」「サイクル」の3種目。
瀬尾選手は、サイクルの、オンライン世界記録を保持しています。
「やってみると、ものすごく繊細で、
思いっきり持っているとカップが抜けないんですよ。
中指から小指あたりの微妙な感覚が大事になってくるので、
ひたすら練習を繰り返して、指先に染み込んで行けば行くほど良いタイムが出る。」
スポーツスタッキングとの出会いは、中学生の時でした。
「体験してみたら、そこでハマって。
やっぱり練習すればするだけ上達するんですよ、絶対に。
結果がタイムで出るので、目で見て“上手くなっている”ってちゃんと確認できる。
そこに、もうどんどんハマっていった感じですね。」
記録を伸ばすため、日々練習を重ねる瀬尾さんが共感する言葉…

「決意と行動さえあれば大願成就への道をまっすぐ進めるだろう」

アメリカ合衆国初代大統領 ジョージ・ワシントン(1732-1799)の言葉です。

「老若男女問わず、みんなが楽しめるっていうのは、
この競技の大きな強みかなって思います。
もっとたくさんの方に、この競技を知って頂けたらうれしいなと思っています。」