2021年3月30日放送

バナナ栽培 一野瀬 茜さん。
栃木県益子町。SLと陶芸で知られるこの街で、今話題なのが地元産のバナナ。
2本で648円でも、飛ぶように売れる人気ぶり。
「普通のバナナとは違うんですよ。食感がとってもモッチリしていて、
とても甘くて、芳じゅんな香りのするバナナになっています。」
その秘密は収穫のタイミング。
一般的な輸入バナナよりも、1か月以上長く成熟させます。
「限界まで実を大きくして、バナナの角が取れて実がパンパンに詰まった状態で
収穫しています。温かい温度で1週間ほど保存しておくと、黄色いバナナになります。」
益子町の新たな名産品を目指し、2年前に始めたバナナ作り。次なる挑戦は…
「大きな実が採れるバナナの芽を培養してバナナを作れるように。
という事を目指しています。」
おいしいバナナで町を盛り上げたいと挑み続ける
一野瀬さんが大切にしている言葉。それは・・・

「我らの目的は成功ではなく、失敗にたゆまず進むことである。」 

“鉄道の父”とよばれたイギリスの技術者、
ジョージ・スティーヴンソン(1781-1848)の言葉です。

「品質と大きさを高めていって、バナナといえば益子、と言われるように
頑張っていきたいなと思ってます。」