2021年7月13日放送

競技ヨーヨー選手 三浦元さん。
音楽に合わせ2個のヨーヨーで多彩な技を見せる、競技ヨーヨー。
三浦さんは世界選手権の3A部門で6連覇を達成しました。
「ヨーヨーの技だけでは生み出せない感動っていうのが
音楽と合わさることによって生まれるので、そこが魅力だと思います。」
小学2年生の時、競技ヨーヨーを始め、わずか3年で世界一に。
「競技で使うヨーヨーは、投げて回した後、ただ引いただけでは戻ってこなくて
ひもを引っ掛けるバインドという技で戻します。
右利きなので左手がうまく回らなくて難しかったです。」
演技は、ほとんどがオリジナル技。
世界大会に向け常に新しい技を開発しています。
「たまたまアイディアが降ってくる時もあれば、自分が技をやろうとしていて
奥の糸にヨーヨーを乗せようとしていたのに、間違って手前の糸に乗っちゃって
“新しい形ができた!”とか、失敗から新しい動きが生まれたりします。」
常にオリジナル技を生み出し続ける三浦さんの姿に重なる言葉…

「ひらめきは存在する。ただしひらめきの方があなたを見いだすのである」

スペインの画家、パブロ・ピカソ(1881-1973)の言葉です。

「ステージに立っていることを想定して見た時に
“自分もこれを実際に会場で観たかったな”と思える演技を作りたいです。」