カスピ海沿岸、ロシア連邦ダゲスタン共和国。
公園の森を散歩していたぽっちゃり体型の女性が、あるものに興味を持った。

一本の木の幹に、大きな裂け目。
樹皮がはがれたりすると木の内部が腐敗し、空洞ができることがある。
これを樹洞という。

この樹洞、なかなかの大きさ。
「私も入れそう...」そんな好奇心が抑えきれず、女性はとんでもない行動をとった！

しばらくして...ギャラリーがざわついている。
その笑い声の先には...なんとスッポリと樹にはさまった女性が！

どうやっても自力で出られない。
屈強な男性が力いっぱい引っ張るが...抜けない。

ギャラリーはお気楽に笑い転げているが...当人は必死！
それを気の毒に思った男性が、恐怖の作戦で救助を始めた！

なんとその手に持っているのはオノ。力いっぱいオノを樹に打ちつけた！！
手元が狂ったら女性の命に関わる。

女性は引きつった顔で耐えるしかなかった。
そして、なんとか無事に引っ張り出せた。