放送内容

2019年8月13日 ON AIR

なぜ彼女の周りで男性は死ぬのか?

木嶋佳苗死刑囚...練炭自殺に見せかけるなどして知り合った男性3人を殺害したと裁判で認定された。


その男性たちから、金をだまし取るなどして2800万円以上が木嶋佳苗死刑囚に渡っていたことが発覚。
男性たちは、なぜ木嶋に心をつかまれたのか?


達筆で思わせぶりな愛の言葉...。
木嶋は、婚活サイトなどを利用し、知り合った男性たちと次々交際。


「大学に通う学費が必要」などと言い、男性たちから金を引き出す。
その一方で自身のブログでは、高級店での食事風景や所有する高級外車の写真をアップ。
セレブ生活を見せびらかしていた。


その後、木嶋は借金の返済からまぬがれるため、男性たちを自殺や事故に見せかけ殺害。


木嶋は19歳で愛人契約をした男性がきっかけでハイクラスの男性に活力を与えることを仕事のように感じ、お金を受け取るのが正当な報酬と考えるようになっていったという。


こうした言動にマスコミは「毒婦」、「希代の悪女」などと騒ぎ立てた。


男を虜にする魅惑のメール


木嶋は、知り合った男性に次々と愛のメールを送信していた。
2009年に知り合った男性には...。


木嶋「将来の伴侶として考えているなら、ラブホテルに行ってもいいですよ」


また、別の男性にはこんな大胆なメールも...。


木嶋「いつまでも子どものようなデートだけでは、つまらないので...きれいなホテルに連れて行ってほしいです」


などとドキッとする言葉を並べる...。


木嶋は2012年に死刑を言い渡されて以来、3度も獄中結婚していた。


1人目は60代の支援者男性。
しかし、ちょっとしたトラブルがあり離婚するとすぐに逮捕前から知っていた男性と再婚。
が、またその男性とも離婚。


2018年1月には大手出版社の編集者と再々婚した。
塀の中にいてもなお恋多き女...


ブログにアップしている獄中で書いた直筆のメッセージには結婚相手のこともつづられている。


夫の事を王子と呼び、時には偉人たちの言葉を引用しながら愛を語る手紙も...
達筆で男性たちの心を虜にしてきた木嶋。彼女はその罪を認めないまま、現在、死刑が確定している。

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