ストーリー

#02泡沫の審判2022.12.4 放送

誰もいない夜の小学校――。教師の末崎すえざき絵里えり(星野真里)が、元校務員・田草たぐさ明夫あきおをコンクリートブロックで殺害する! 絵里は、田草が3階から誤って転落したように偽装し、事故死に見せかけようとしていた。「私は何も間違ってない……」そう呟く絵里。

翌日。遺体発見現場で待つ雨野あまの刑事(田中道子)のもとに、鐘場かねば警部補(及川光博)に加えて、本庁で噂を聞きつけた城塚じょうづか翡翠ひすい(清原果耶)と千和崎ちわさきまこと(小芝風花)もやってくる。所轄の見立てによると、田草は理科準備室の高価な備品を狙ってベランダから侵入。廊下の防犯システムが作動し、慌ててベランダから地上に降りようとした際に転落し、頭を打って死亡したという。翡翠は、小さく微笑み言い放つ。「これは、殺人事件です」

1週間後、翡翠はスクールカウンセラー・白井奈々子と称し、小学校に潜入。絵里に近づくと翡翠は、霊感で絵里の心理を当てられる、と迫る……。
徐々に絵里を追い詰める翡翠だが、田草が学校に侵入し警報が鳴ったとされる時刻、絵里には確固たるアリバイがあった。強い動機と信念を持って田草を殺害した絵里。その犯行を裏付けるためには決定的な証拠が必要……。はたして翡翠は、絵里の犯行を100%証明することができるのか!?

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