STORYあらすじ

#10
313日(水) 22:00〜23:00

ずっと想いを寄せて来た“餃子の君”が万智(北川景子)ではなかったことを知りショックを受けた留守堂(松田翔太)が姿を消して1年……。平穏な日々が戻ったのも束の間、資金豊富な外資系ライバル会社・リッチブラスト不動産の急成長によって新宿営業所の業績は危機的状況を迎えていた。
このまま売り上げが低迷すれば渋谷営業所に吸収されてしまうというピンチの中、住人の高齢化が進んでいる新宿の集合住宅群『新宿ガーデンハイツ』の部屋をリッチブラスト不動産が相場より高い価格で次々買い占めているという噂が。

早速新宿ガーデンハイツを訪れた万智と庭野(工藤阿須加)は、リッチブラストからの立ち退き要求に抵抗している住人の老兄弟・藤見明(笹野高史)譲(本田博太郎)に出会う。万智の正体が不動産屋と聞き、あからさまに嫌な顔をする二人だが、突然万智のしゃっくりが止まらなくなり…!!
一方、新宿営業所では足立(千葉雄大)八戸(鈴木裕樹)宅間(本多力)がリッチブラスト不動産に次々客を奪われる。しかもその方法はかつて万智が家を売った型破りな方法にそっくり!危機感を感じた足立は庭野を引き連れ、客を装ってライバル会社に潜入する。

AI(人工知能)を駆使し瞬時に物件を探し出してくるシステムに度肝を抜かれる足立と庭野の前に現れたのは、なんとリッチブラスト不動産の副社長に登り詰めた留守堂だった!!万智を潰すためにAIに万智のノウハウを組み込んだという留守堂は、『新宿ガーデンハイツ』を壊して都市型リゾートタウンに再開発するつもりだと語る。
留守堂の豹変に衝撃が走る中、屋代(仲村トオル)は生身の人間にしかできない地道な営業を呼びかける。一方、万智はなぜか出張へ出て、謎の人探しをしていた…。東京に戻った万智は新宿ガーデンハイツへ。

明と譲に立ち退きの説得をするリッチブラストの社員の前に現れた万智は突然、二人がかつて一世を風靡した7人組の大人気コミックマジシャングループ『マジック7』の“不死身のアキラ”と“サーベルのジョー”だと説明。以前万智のしゃっくりが止まらなくなったのは小学生時代から憧れていたマジック7の前で緊張したからだったのだ。万智は新宿ガーデンハイツ1階の廃園になった保育園を復活させ、保育時間外はリタイア後のシニア世代の住人が子育てに協力する全世代参加型の“現代の理想郷”として建物を生まれ変わらせるプランを提案。その起爆剤としてマジック7の再結成イベントを開き人を集めると話すが、そこに現れた留守堂が反論し譲は家を売ることに同意してしまう……。

新宿ガーデンハイツのほとんどの部屋の権利を持つリッチブラストが圧倒的優勢の中、新宿営業所では万智のプランを知ったメンバーたちが賛同し、実現の糸口を探る。屋代は謎に包まれたテーコー不動産の社長(舘ひろし)に直談判に向かうが……。留守堂によって窮地に追いやられた新宿営業所メンバーが一丸となり、万智の構想する巨大プロジェクトに挑む感動の最終回!

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GUESTゲスト

  • 藤見 明笹野 高史
  • 藤見 譲本田 博太郎