プレスリリース

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2020年04月06日

新型コロナウイルス対策と「番組編成指針」について

 日本テレビは新型コロナウイルス感染拡大防止に向けた重大局面が継続する中、以下の、現時点で安全確保が難しいと判断される番組の制作について本日から2週間の休止期間を設けることといたしました。

 1) バラエティ番組のスタジオ収録
 2) 報道・スポーツ・情報番組以外(情報・制作局バラエティ部門)の番組のロケ
 3) ドラマのスタジオ収録・ロケ

 これらの措置は、新型コロナウイルスの感染が拡大する中、出演者や社員・スタッフ、番組制作の全ての関係者の感染予防を最優先に考え、安全を確保したうえで通常通りの番組制作スケジュールを消化することは難しいという判断からです。皆様のご理解を賜りたいと存じます。

 そして、日本テレビは現下の新型コロナウイルスの脅威に対して、今後の番組編成のあり方を盛り込んだ「番組編成指針」を策定しました。「未知」であり「見えない」ウイルスの脅威に対して、日本テレビはメディア事業者としての役割は「迅速・正確で信頼できる報道・情報番組」を放送すると同時に、出来る限りの感染対策を講じながら「生活者に希望と活力を届ける健全な娯楽番組」を皆さまにお届けする事だと確信しています。


番組編成指針
 ①「真実を伝え、生活者から信頼される報道・情報番組」の編成
   公平・公正さを保ち、迅速・正確な情報を発信します
 ②「豊かな時を提供し、生活者に希望と活力を届ける健全な娯楽番組」の編成
   心に通う番組制作を心掛け、創造的で良質な娯楽を発信します
 ③「学びの場を提供し、生活者の知見を広められる教育・教養番組」の編成
   社会的良識に基づき、文化創造と社会貢献に繋がる教養を発信します


また、以下の基本姿勢で番組制作に臨みます。
 ① 制作現場のスタッフ、出演者、関係者の方々の安全と安心を第一にします。
 ② 密閉、密集、密接を回避できる制作環境を整えます。
 ③ 作り方を工夫し、生活者の方たちが安心して楽しめる番組を作ります。

 なお、安全と安心の確保のために、「新型コロナウイルス対策本部」が既に行っている社屋入構者への検温、入構制限に加え、番組制作を支援する「番組安全対策チーム」を組成し、制作関係者への検温徹底、感染防止の備品調達、リモートワーク推進等の制作現場の環境改善など、更なる感染防止策強化に努めます。
  
 日本テレビは上記の「番組編成指針」「番組制作への基本姿勢」のもと、社員・スタッフ一丸となり、「社会的責任を果たし、日本の未来に貢献する番組制作」に引き続き、邁進してまいります。


以上
日本テレビ放送網株式会社 社長室 広報部