日本テレビ放送網株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長執行役員 石澤 顕、以下日本テレビ)は、SmartHR主催のWORK DESIGN AWARD2023において、AI自動モザイク編集ソフト「BlurOn」(ブラーオン)の開発がPRODUCT部門 部門賞を受賞致しました。
 WORK DESIGN AWARDは、働きやすさを前進させた取り組みをACTION・PRODUCT・PERSONの分野において、ビジネスパーソン1万名が選ぶアワードです。昨年の開催時は受賞率約6%であり、さらに今年は昨年を上回る応募数となりました。
 日本テレビでは、今後も働き方改革に繋がる取り組みを社内外に展開してまいります。

■AI自動モザイク編集ソフト「BlurOn」~映像編集現場の働き方改革の取り組み~
 テレビ番組の映像編集作業の中で、個人情報保護・プライバシーの観点から通行人の顔などに「モザイク入れ」を行う作業は時間も手間もかかる上、単純作業のためモチベーションが低下しやすい作業であり、映像編集者にとって大きな課題となっています。
 その課題を解決するために日本テレビとNTTデータが共同開発したAIモザイクソフト「BlurOn」は画像認識AI技術によりモザイク入れ編集を自動化することで、作業時間を最大90%削減することに成功し、映像編集現場の働き方改革に貢献しています。
 この度は、ビジネスやジャーナリズムなどさまざまな分野でご活躍されている審査員の方々から、「AIの良い使い方で、この製品のおかげで人間でしかできない仕事に集中できる」や、「労働面で課題のあるメディア業界において、AIをはじめテクノロジーを使って最も効果を出せる取り組みの一つ」などの高い評価をいただき受賞に至りました。
 BlurOnは映像・放送業界だけでなく、ドライブレコーダーや監視カメラの映像を取り扱う業界においても、個人情報保護対応のための匿名化処理に関わる人材確保の課題を解決できるソリューションとして利用が広がっています。

※日本テレビにおける実験の結果

●WORK DESIGN AWARD2023 WEBサイト https://work-design-award.jp/
 BlurOn WEBサイト:https://blur-on.com/

●主な受賞歴
・2023年度(一社)日本民間放送連盟賞 技術部門優秀賞受賞
・2023年度(公財)放送文化基金 第49回放送文化基金賞 放送技術部門受賞
・2022年度(一社)日本映画テレビ技術協会 第76回技術開発賞受賞
・2022年度(一社)映像情報メディア学会 技術振興賞進歩開発賞 現場運用部門受賞

●受賞者のコメント
★担当者 杉町夏実(社長室 新規事業部)

 このたびの受賞を光栄に思っています。個人情報保護の意識が高まる近年の社会において、モザイク入れ作業の量も質も高まり続ける映像編集現場の働き方改革に貢献すべく開発したBlurOnは、個人情報保護対応のソリューションとして様々な業界でもご活用いただくようになりました。今後も、社会の役に立てるよう、そして社会全体の働き方改革に貢献できるよう取り組みを進めていきます。

●共同開発:株式会社NTTデータ

【お問合せ先】
日本テレビ放送網(株) 社長室 新規事業部 BlurOn担当
Eメール:bluron@ntv.co.jp

 

 

以上
日本テレビ放送網株式会社 総務局広報部