「第45回NNS(Nippon Television Network System)アナウンス大賞」の授賞式が3月21日に開催されました。
この賞は、2023年1月1日から12月31日までに放送された番組を担当した約420人の日本テレビ系列アナウンサーの中から、アナウンス技術の向上などでネットワークに貢献したアナウンサーを表彰するものです。
テレビ部門大賞、ラジオ部門大賞、最優秀新人賞に、今年は、以下の3人のアナウンサーが選ばれました。

★テレビ部門大賞★
中京テレビ放送 望月 杏夏 アナウンサー

授賞理由
存在感がありながら、決して前に出すぎない、オールラウンダーのアナウンサーです。
スタジオやロケでの的確なコメント、スポーツ中継での臨場感あふれるリポート、選手の言葉を引き出すポイントをついたインタビュー、艶と深みのある声から生み出される多彩なナレーション・・・。ち密な計算のもと、番組ごとに異なるキャラクターを演じることができる高いスキルを持つ実力派アナウンサーです。
受賞の言葉
栄誉ある賞を頂き、嬉しさと驚きでいっぱいです。入社10年目になるタイミングで賞を頂けた事で、今後のアナウンサー人生に向けて背中を押してくれる励みになりました。ここ数年は、自分の立ち位置を模索しながら無我夢中で目の前に向き合ってきました。上手くいかないことが大半でしたが、一歩ずつでも前に進めていたのかな?とほんの少し自信になりました。この先も変わらず、先輩方の背中を追いながら、精進していきます。

★ラジオ部門大賞★
西日本放送 岸 たけし アナウンサー

授賞理由
やさしい柔らかい声が魅⼒で安心感・安定感があります。特に、番組内のフリートークになると岸さんの魅力がパワーアップします。生活の中にある何気ない話題も、「間」「緩急」「トーン」の使い分けによって、リスナーを惹きつける内容になります。岸さんのなめらかな語り口は、どこか懐かしい気持ちにもさせてくれました。ファンが多いこともうなずけます。若手の模範としても、さらに活躍してもらいたいと思います。
受賞の言葉
ラジオ局から始まった弊社の開局70周年という節目での受賞、大変光栄です。
入社時はラジオ制作との兼務。「この仕事、10年は続けなさい」とアナの先輩に言われてまもなく30年。幾多の喜怒哀楽を経て、電波に乗せる言葉や表現、間も変わってきました。映像がない分、企画・取材・構成だけでなく、自身の喋りで勝負できるこの部門での評価はまさにアナウンサー冥利に尽きます。これからもこれを励みに、地域のために地道に取り組んでいきたいと思います。

★最優秀新人賞★
読売テレビ放送 足立 夏保 アナウンサー

授賞理由
優れたバランス感覚とアナウンス力が際立ちます。聞きやすいニュース。落ち着きのある報道中継リポート。情報番組では、明るく、しかし出すぎず、報道番組も情報番組もしっかり対応できる力があります。感情をしっかりコントロールしたナレーションも表現力の高さを感じます。2年目とは思えない高いスキルで、安心感と安定感があり、今後のさらなる飛躍も期待されます。
受賞の言葉
この度は栄誉ある賞をいただき、大変驚き、身の引き締まる思いです。
日頃から支えてくださっている共演者の皆さんやスタッフの皆さんをはじめ、応援してくださる皆様のおかげです。
一生懸命取り組んできた仕事の一つ一つを評価していただけたことを大変嬉しく思います。
今後も「伝える」気持ちを大切に、視聴者の皆さまにしっかりと情報を届けられるように、より一層の努力をして参ります。

以上
日本テレビ放送網株式会社 総務局広報部