今年で33 回目を迎えたNNS アナウンス大賞の授賞式が、3 月8 日(木)に行われました。NNS 各
社の中で、昨年1 年間、放送全般に渡って工夫を凝らし、豊かな表現で、日本テレビネットワーク
全体のパワーアップに貢献したアナウンサーに贈られます。
授賞式には、日本テレビネットワーク各社の約400 名のアナウンサーの中からノミネートされた
「北海道・東北」、「関東・中部」、「西日本」、「九州」の全国4 ブロックの代表11 人が出席し、テレ
ビ部門大賞、ラジオ部門大賞、最優秀新人賞が選ばれました。


テレビ部門大賞 日本テレビ 藤井 貴彦(ふじい たかひこ)アナウンサー

1994 年入社。2010 年4 月にスタートした「news every.」のメインキャスターを務め、各局激戦
の夕方ニュースの時間帯で視聴率トップを争う番組へと成長させ、「夕方の顔」として定着していま
す。
受賞について「今ふりかえってみて、2011 年3 月11 日、テレビがここまで直接視聴者の方々に
避難を呼びかけ続けた日は、歴史上なかったと思います。この2011 年の大賞を受賞したことで、新
たな責任を感じております」と語りました。日本テレビアナウンサーの大賞受賞は、第30 回(2009
年)の羽鳥慎一アナウンサー以来となります。

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受賞した藤井アナウンサー(左)と日本テレビ・大久保好男 代表取締役 社長執行役員

 


ラジオ部門大賞 アール・エフ・ラジオ日本 小林 幸明(こばやし よしあき)アナウンサー

1997 年入社。年間30 試合以上の野球実況を担当するほか、箱根駅伝、東京マラソンなどの国内
屈指のロードレースや高校サッカーなどを実況。2 時間半のワイド番組「くず哲也のコバヤシラジ
オ」のパーソナリティも担当しています。
ラジオ部門大賞について「嬉しい気持ちと同時に、大変な賞を頂いたと思っております。もっと
もっと表現力豊かなアナウンサーになりたい」と決意を新たにしていました。

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受賞した小林アナウンサーとアール・エフ・ラジオ日本・新井修一郎 代表取締役社長

 


最優秀新人賞 福島中央テレビ 緒方 太郎(おがた たろう)アナウンサー

2009 年入社。1 年目から記者職と兼務でスポーツを中心に取材。またテレビ新潟と連携した番組
で温泉中継を担当し、汗をかきながらのリポートから「福島の手ぬぐい王子」としても親しまれて
います。
「今回の受賞は、誇りとして、プレッシャーとして、来年度もさらに仕事に邁進してまいりたい
と思います」と新人らしく力強く抱負を語りました。

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受賞した緒方アナウンサーと福島中央テレビ・村西敬生 代表取締役社長

 


特別賞 テレビ岩手アナウンサー、ミヤギテレビアナウンサー、福島中央テレビアナウンサー

今回、アナウンス大賞特別賞を、テレビ岩手、ミヤギテレビ、福島中央テレビのアナウンサー全
員が受賞しました。東日本大震災の被災地から情報を発信し、テレビの可能性に挑戦し続けた各局
のアナウンサーの、復興に向けての活動を後押しすべく設けられた賞です。

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(左から)特別賞を代表で受賞した福島中央テレビ・徳光雅英アナウンス部長、
テレビ岩手・柴柳二郎 報道制作局次長兼アナウンス部長、ミヤギテレビ・吾妻秀謙 報道制作局アナウンス部次長

 


また前回、第32 回NNS アナウンス大賞の授賞式を中止したため、テレビ部門大賞のミヤギテレビ・
伊藤拓アナウンサー、ラジオ部門大賞の山形放送・青山友紀アナウンサーへの花束贈呈も併せて行
われました。

 

日本テレビ放送網株式会社 総務局 総合広報部