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番組向上への取り組み

放送番組審議会

2016年1月番組審議会概要

第494回日本テレビ放送番組審議会は、毎週土曜日の朝に放送している『ズームイン!!サタデー』に関しての合評を行いました。

『ズームイン!!サタデー』は、楽しく、優しく、正確にをモットーに、アットホームな雰囲気でお送りする情報バラエティ番組です。

A委員:
見ていて楽しい番組で、特に大きな注文などはないが、若干緊張感がないというか、流れて行ってしまう感じもした。それはそれで貴重なことで、出ている人たちが楽しんでいる感じもして、長寿番組である理由も分かった気がした。
B委員:
小学生に話を聞くコーナーでは、今どきの小学生の傾向や名前なども見て取れるのが面白かった。インタビューが売りというのを知り、納得した。気軽に楽しく見られる番組だと思った。
C委員:
スキーツアー事故の翌日だったが、現場の状況がとても良く分かった。2日目にして分厚い報道だったので、朝からご苦労様でしたという感じがした。
D委員:
4年後のオリンピック・パラリンピックを目指して、スポーツ選手は文武両道でありたいと思う中で、野球選手の英語の返し方が問題だと思った。もっとバランスを考えたほうが良いのではないかと思った。
E委員:
「スナックモッチー」というコーナーは、朝から酒が映り、爽やかさがないという妙な違和感があった。寝間着を着たまま、だらっとして見るのが良いと思う。
F委員:
全体的に楽しい雰囲気で、チラチラっと見たときに楽しい情報や会話が入ってくる番組。番組宣伝もあったが、タレントが番組にきちんと楽しく参加していたので好感度が高かった。
G委員:
情報バラエティー番組というのは分かるが、今はグローバルな時代なので、1週間に世界がどう動いているのかをまとめて放送するなど、充実してもらえると良いと思った。
H委員:
5時半からという時間にもかかわらず、非常に多くの情報を、手際よくコーナーに分けてきちんと放送している。20年という伝統を感じ、見事という気がした。ただ、産業廃棄物の食品の横流し問題も、もう少し取り上げ方があったのではないかと思った。
I委員:
インタビューをしている人の声のトーンや声量、選ぶ言葉が適切で、安定した聞きっぷりがとても良かったと思う。
J委員:
スキーバス事故のニュースで、被害者の男女2人は顔なしインタビューだったが、ご遺族の理解も得て、亡くなった女子学生の生前の写真や父親のコメントが、顔出しで放送されたことは良かったと思う。

この御意見を受けて、日本テレビ側は次のように答えました。

番組担当者
「子供のインタビューに関しては、膝をついて子供の目線で話を聞くことを心がけています。
シンプルなコンセプトを元に、少しずつ進化して20年続いた番組ですので、皆様のご意見を参考にして今後の番組作りに生かして行きたいと思っています。」