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番組向上への取り組み

放送番組審議会

2017年11月番組審議会概要

第513回日本テレビ放送番組審議会は、「アナザースカイ」に関しての合評を行いました。

この番組は、ゲストにとって“海外にある第二の故郷”ともいえる、思い入れのある場所、人生の転機になった場所に行ってもらってインタビューをし、人生観やライフスタイルを紹介する番組。 今回はバイオリニストの高嶋ちさこさんと、ロボットクリエイターの高橋智隆さんを取り上げた2回分を見ていただきました。(リポート1名)

A委員:
『アナザースカイ』というタイトルの意味がよく分からなかったので、ちょっとモヤモヤしたが、仕事で疲れた金曜の夜に見るには、ぴったりの番組だと思った。出演依頼が来た人は、うれしい番組なんじゃないかと思った。
B委員:
バラエティーのスタジオはゴテゴテ感があるが、このスタジオは極めてシンプルなものになっているので、人と話に集中させるしオシャレだと思った。30分という短い時間だが、他とは違うという印象を深くした。
C委員:
スタジオとの関わりが気になった。高橋さんの時はロボットを見せたりしたが、高嶋さんの時は、スタジオ部分がどの程度必要なのかという感じがした。また、スタッフの笑い声も気になる。
D委員:
高嶋さんが辛かったという中身をもう少し知りたかった。「それはキツイわ」という部分が見ている人にもっと伝わると、より感動出来たのではないかという気がした。
E委員:
ゲストが画面に向かって語ってくれるという距離感が良かった。カメラの位置も微妙に近くて、人を感じるというか、親密な感じがした。辛かったり、不安だったりする時を、色んな人がどう過ごしたかを知ると、勇気が出るいい番組だと思った。
F委員:
誰もが「自分にとってのアナザースカイはどこか?」を考えると思うが、「自分はあの時にこうだったが、この人はこうだったんだな」ということを振り返る意味でも、若い人だけでなく、自分くらいの年齢でもいい番組だと思った。
G委員:
高嶋さんが辛かった時の悲壮感が、1枚の写真で6週間となっていて、もう少し聞きたかった。でも、さらっと「6週間しかなかった」というのも、高嶋さんらしくて良かった。テロップがたくさん出る番組が多い中で、テロップがシンプルで、スタジオも華美な演出がないので、その人の人生を深く知ることが出来たと思う。
H委員:
ゲストの人生観やライフスタイルを30分の中でうまく取り上げて伝え、大変面白くて分かりやすい番組だった。今後もいろいろな素晴らしい人を探し出して欲しいと思う。
I委員:
高橋さんはストイックで、全て一人でモノづくりをしている。寡黙なこともあり、行動で示しているのかもしれないが、その点が物足りなかった。
J委員:
正味30分に満たない番組なのに、人となりが分かってしまった気になるのが驚きだった。高橋さんは、総花的にせず、デザインと釣りへのこだわりに絞ったところが、本質をついているように見えて良かったと思う。

この御意見を受けて、日本テレビ側は次のように答えました。

「この秋10年目を迎え、テロップや映像のこだわりに加えて、セットも新しくして『アナザースカイ』の世界観を表現している。アナザースカイというのは、番組の造語で、ゲスト一人一人の解釈があっていいと思って作っている。今後はスタジオでのトークも、もっと深堀りしていきたいと思う。」