アナウンス部

実体験で語れる
「自然体」アナウンサーに

番組MC

黒田 みゆMiyu Kuroda

2021年入社
社会学部 社会学科 卒

2023年4月より『DayDay.』MCを担当。『開演まで30秒!THEパニックGP』の番組アシスタントなども務めている。

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生放送の強み「何でもできる」

ありとあらゆるテーマの情報を伝えている『DayDay.』で、特に印象に残っているのが2024年のアメリカ大統領選の開票速報を担当したこと。『DayDay.』の放送時間が開票時間に近かったため、その役割を任されました。朝4時から夜の7時まで生放送のバトンを繋ぐ日テレだからこそ、世界中でその瞬間に起きていることを「何でも」伝えられるという事を実感しました。大統領選に向けて、報道局の制作スタッフとも何度も打ち合わせを重ね、勉強しました。報道局の見解もどちらが勝つか分からないというものだったので、あらゆる場面を想定して準備を行い、無事放送を乗り切ることができました。生放送の醍醐味を感じられた忘れられない1日です。

自然体でいること

『DayDay.』では月に1~2回地方のイベントへ参加させていただいています。実はこれが密かな楽しみなんです。その地域の美味しいものをいただけたり、全国の視聴者の生の声が聴けたり。特に嬉しいのは「『DayDay.』の雰囲気が好き」と言ってもらえた時です。『DayDay.』は武田さんと山里さんが上手くひろってくれるおかげで、出演者一人一人が本当に話したい事が話せる番組で、それが視聴者の皆さんにも伝わっていることが嬉しいです。だから、私も自然体でいることを心がけています。同じ世代や性別の人が気になることを素直に聞く。この先自分のライフスタイルが変わっていっても、その時の疑問や伝えたいことを発信し続けたいと思っています。

【山梨県(YBS山梨放送)行ったとき。地元の八百屋さんに桃を見せてもらいました。】

能登・輪島に取材・ボランティアへ

行こうと思ったきっかけは、『DayDay.』で数か月に1度、被災の現状や被災者の方の生の声を伝えていることに加え、武田さんは取材やボランティアに参加したり、山里さんもキッチンカーを出したり珠洲市でお笑いライブをしたりしていて、MC2人を中心に、「息の長い支援」を大切にしていたため、私も現地に足を運び、自分の感じたことを自分の言葉で届けたいと思ったからです。
実際に現場に行くと、テレビだと一見復興しているように見えるところもまだ建物が倒壊していたり道路が隆起していたり、気丈にインタビューに答えてくださった方も、本当は「心が折れそうになる」「能登のことが忘れられていくのが怖い、心の片隅にも能登のことを置いてほしい」「能登にもっと人が来て、おいしいものを食べて楽しんでほしい」とお話したりしてくださったりしました。
局内のスタジオでニュースを伝えているだけでは分からない、現場に行かないと知ることができないことが本当にたくさんあると、胸に刻んだ仕事でした。

ある日の『DayDay.』生放送から収録のスケジュール

  1. 06:30

    MCの2人と制作スタッフと打ち合わせ

    VTRや台本の質問案の内容まで、より分かりやすい表現はないか、
    視聴者の方に寄り添った内容になっているのか、細かく話し合います。
    日によっては台本の内容や構成が大きく変わることも。

  2. 09:00

    『DayDay.』OA開始

    2時間10分のOAはあっという間。
    ニュース、エンタメ、様々なことを扱うので、私自身も学びになることばかり。
    曜日メンバーの皆さんとコミュニケーションをとるのも楽しみの一つです。

  3. 11:10

    反省会

    その日のOAのVTRのここが面白かった、
    スタジオで専門家にこんな質問をしたらよかった、
    今後こんなニュースを取り上げるのはどうだろう、など
    様々なことを話し合います。

  4. 12:00

    昼食

    収録の際にもらえるお弁当がいつも楽しみ。
    エネルギーチャージです!

  5. 13:00

    バラエティー番組収録

    担当している『パニックGP』はたくさんの芸人さんが即興コントに
    挑戦する番組。
    MCの大悟さんの隣で進行のサポートをしつつ、
    毎回腹筋が攣りそうになるくらい大爆笑しています。
    お笑いが大好きなので、ほぼ趣味のような仕事です(笑)
    お休みの日はお笑いライブに足を運ぶことが多いです。
    2025年2月は1か月で11回ライブに行きました(笑)

MESSAGE

ちょっとでもアナウンサーに興味があれば、とりあえず受けてみてほしいです。私はアナウンススクールにしっかり通ってたわけでもないですし、面接でもずっと関西弁で審査員の皆さんに心配されたほどです。スキルは入社してからいくらでも。そこは気にせず。自分がどんな人間か、強みを理解することが大事だと思います。私は人と話すことが好き、緊張する場面でも自分を出せることが強みだったと思います。ぜひ一緒に色々な事に挑戦しましょう。