アナウンス部

託してもらえたことを全力で
熱を繋いでシューイチMCに

番組MC

田辺 大智Daichi Tanabe

2020年入社
法学部 卒

2025年4月より『シューイチ』土曜MCを担当するほか、スポーツ中継を担当。

ALL PEOPLE

サッカーカタールW杯

日本テレビアナウンス部は、若手にも大きなチャンスを与えてくれます。2022年にカタールで開催されたサッカーワールドカップでは、当時入社2年目だったにもかかわらず、1人で現地リポートにチャレンジさせてもらいました。
現地で圧倒された、お祭りのような盛り上がり。「この空気を生で感じられているのは自分だけなんだ」という思いのもと、「現地の人々と同じテンションのリポート」「現地でしかわからないことをしっかりと伝えること」この2つを徹底しました。その結果、「すごいことが起きているんだ」ということを、視聴者の皆さんによりリアルに感じてもらえたと思います。
また、日本代表の下馬評を覆す大活躍もあり、日テレのほとんどの情報・報道番組に出演させていただき、その熱を伝えることができました。時差が7時間という環境の中、中継リポートを最後までやり切れたという経験は、大きな財産になっています。

ラグビーフランスW杯

カタールでの実績が認められ、フランスでのラグビーW杯でも現地リポーターに指名していただけました。およそ1か月間フランスに滞在し、日本代表の歴史的瞬間の数々と、現地の料理や歴史的な建造物など、フランスの文化にも存分に触れる事ができました。ラグビー中継を担当していなかった私は、視聴者の皆さんにいかに興味をもってもらうかを考え、まず自分がラグビーを大好きになるよう準備しました。先輩についていき、試合を解説してもらいながら観戦する。インタビューが決まったらその選手の情報を徹底的に調べる。もともとアイドルオタクだったため、「推し活」のメソッドを取材でも活用しました。一からの勉強でしたが、ラグビーに触れていくうちに、どんどん本番が待ち遠しくなりました。「こんなに面白いんだ!」と感じる瞬間を皆さんに伝えられることがこの仕事の醍醐味です。
さらに、このW杯の仕事が次のパリ五輪にもつながり、入社6年目で大きな国際大会を3回現地でリポートすることができています。

『シューイチ』土曜MCに

『シューイチ』土曜日のMCの話をいただいた際、はじめは驚きが大きく実感が湧きませんでした。しかし、先輩方に番組の進行や気を付けるポイントを相談するうちに、徐々に喜びと共に責任を感じるようになりました。
入社時から掲げていた「情報番組のMC」という目標、全力で頑張ります。
中山秀征さんからは「普段の関係がお茶の間の皆さんにも伝わる」と言葉をいただきました。カメラが回っていないところでも、本当によくコミュニケーションをとっていただいています。ヒデさんが作り出す「和」が番組を素敵なものにしているのだと体感する日々です。この「和」で、視聴者の皆さんに土曜の朝から少しでもほっこりしてもらえたら嬉しいです。

『シューイチ』のスケジュール

  1. 04:00

    打ち合わせと原稿の下読み

    当日扱うニュースの確認や、出演者とコミュニケーションを取って、
    番組をよりスムーズに進行できるよう努めます。

  2. 05:55

    オンエア開始

    土曜日は3時間半の生放送。
    情報をしっかりと伝えながら、有事に備えて、
    冷静に動けるよう常に目を配っています。

  3. 09:25

    反省会

    出演者、制作陣で集まり反省会。
    お互いの目線から見えたことを伝え合い、
    翌週のオンエアにいかせるように話し合います。

  4. 10:00

    早めの昼食

    共演者の皆さんと、会社の近くで早めのランチに行くことも。
    新橋は色々な店があるので、開拓するのが楽しみです。

MESSAGE

いろいろなものに触れて、いろいろなものを好きになってほしいです。自分が体験したものや、知ったもののすべてが仕事につながる可能性があるのがアナウンサー。どんなに遠回りでも、振り返るとほとんどのものが仕事につながっています。つながらなくてもそれはきっと人生を豊かにする、無駄なものはないと思います。また最近の技術革新を見ると、ただ正確に情報を伝えるだけでは取り残される未来が来ると思います。何かを好きになり、しっかり語れることがその人らしさにつながり、ひいては魅力的なコンテンツにもつながっていくと信じています。