放送業界に興味を持ったきっかけは、ドラマや映画制作の経験をした高校の放送部です。昼休みにロケハンしたり、放課後には撮影や編集をしたり、授業中にもついカット割りを考えてしまうほど夢中になっていて、学校生活を放送部に捧げた3年間でした。就活時に人生で「情熱」を持って取り組んだことについて振り返ったら放送部しかなく、もう一度「情熱」を味わいたいと思い、放送業界を受けました。
日テレに決めた理由は、内定後に人事の方がどんな相談にも乗ってくれたからです。志望している以外の部署の話や結婚観についてなど、仕事の話からプライベートの話まで、質問に合わせた人選で面談してくれたので入社後の解像度が上がりました。

一緒に作品を作ってくれたメンバーで、他校から駆けつけてくれた人もいます。
この人たちがいなかったら今の私はいません。ありがとう！

「面接は対話であること」です。面接官と変に物理的距離が空いていてもあくまで会話なので、パーソナルな部分を会話の節々に入れたり、面接官の反応を見ることを心掛けていました。面接官は自分を知ってくれようとしているだけで敵ではないです。会話ラリーの回数を増やしてより自分を知ってもらうために、少ない言葉で物事を表現できるようにしました。
また、熱を入れて話せる話題や笑える話を1つは持っていきました。鉄板ネタは変身ベルトと女装です。最後にひと笑い入れて空気もよくなる、そんな受け答えが理想かと思います。日テレの面接では「君との面接は楽しかったです」と最後に言ってもらえたことを未だに覚えています。

大好きな変身ベルトと何かとさせられる女装。
日テレの提出書類で実際に使いました。

「news every.」の天気コーナーでのカメラワーク、特に初めてオンエアに自分の画が乗った時の経験です。練習では振り下ろしワークや滑らかなズームインの難しさに直面し、先輩から「ビビってるな〜」と指摘されながらも試行錯誤を重ねました。リハーサルでは信じられないくらい緊張しましたが、本番でキャスターの鈴江さんが「雲ひとつないですね」とコメントした際に、自分の撮った映像で伝えたいことが伝わった楽しさを感じました（生放送なのでワークしながら伝わった〜！と興奮してました）。
視聴者がテレビでどんな映像を楽しみにしているのかを想像し、期待を超える映像を届けたいという強いモチベーションを得られました。

日テレ『超』仕事体験ラボ ≪テクノロジー編≫ではお世話になりました。日テレで待ってます！

1つは駅から会社まで近いし、雨に濡れない！ことです。地下通路を5分くらい歩いているだけで日本テレビタワーに着くだけでなく、道中には服屋も100円ショップもスーパーもあって、帰りに買いたいものが揃っています。
もう1つはありきたりですがそれでも声を大にして言いたい「人が良いところ」です。配属前の全体研修でお世話になった各局の方たちも、配属後の先輩方も、そして同期も。年次が近い先輩方は部活の先輩のような親しみやすさで、どんなことでも相談でき、年次が離れてる先輩方も業務の体系的な部分や社会人としてどうあるべきか、時に優しく、時に厳しく、時に背中で教えてくれて、人に恵まれた中で仕事ができています。

同期と休みを合わせて、川サウナ→BBQに行ってきました！
内定者時代も今も遊びにはとことん付き合ってくれます。

他の人と違うことを言っているかもしれませんが「準備しすぎないこと」は大切です。就活で苦しそうな人や辛そうな人を見かけますが、準備をすればするほど本当にこれでいいのかどんどん不安が押し寄せてきてるのだと思います。思い詰めたままで面接に行ってもいいパフォーマンスはできないので、そういう時は割り切ってもう準備しないことも一つの手だと思います。ある程度リラックスできて、緊張と共に面接できるように自分はなりました。
あとは面接の直前にカレーパンを食べて、カレー臭くないか気にしながら受け答えするとそれはそれで緊張がほぐれたので1回ぐらい試してみるのもいいかもしれません。悔いのないように就活頑張ってください！

ここまで読んでくれてありがとうございました。
最後は、大学でできた一生の友と一緒に。みなさんの就活、応援してます！