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2024.04.19 fri

2024年 新入社員の声 vol.01

2022年 新入社員の声 vol.01

PROFILE

アナウンス部門

表象文化学部日本語日本文学科 卒 瀧口 麻衣 Takiguchi Mai

Q.01

アナウンサーを志したきっかけは?

A

アナウンサーを本格的に目指そうと思ったきっかけは、3年前の成人の日です。当時、私は新成人でした。コロナ禍で成人式が中止になったり、規模が縮小されたりと前代未聞の事態。何とか式には参加できましたが、素直に心から喜ぶことはできませんでした。そんな中、式の帰りに母の車の中で聞いた藤井貴彦アナウンサーの言葉、「世の中思い通りにいかなくても、誰かの批判をするのではなく、誰かのために力を発揮できる強い大人でいてください」。この言葉によって、私の中で“コロナ禍で残念だと思っていた成人の日”が“希望に満ち溢れた日”に変わりました。伝え方次第で、物事の捉え方をマイナスからプラスに変えられるのだと感銘を受けました。私も自分の言葉で誰かの心に光を届けられるような人になりたいと思い、アナウンサーを目指し始めました。

Q.02

アナウンサーを目指すうえで、学生時代に頑張ったこと、準備したことは?

A

全てのことに全力を尽くしました。高校までは14年間なぎなた漬けの日々を送り、大学では4年間ドーナツ屋さんでアルバイトをし、今宮戎神社の福娘にも挑戦しました。アルバイトでは、老若男女問わず大勢のお客さんに「日常の中の特別」を楽しんでもらえるように、真心を込めた笑顔と言葉で会話することを心掛けていました。幅広く色々な人と会話をすることで、自分の話し方や聞き方を再確認でき、とても良い経験になりました。福娘の活動では、同じアナウンサー志望の仲間に出会い、刺激を貰い、アナウンサーになりたいという気持ちがさらに強固になりました。きっと何をしても何を選んでも正解だと思います。物事に一生懸命に取り組み、時に何かに挑戦する勇気を持ち続けることが大切なのではないかと思います!

Q.03

採用試験の際、ES・エントリー動画・面接などで心掛けたことは?

A

私は、自己分析に一番時間を費やしました。ノートに自分の好きなことと、苦手なことをそれぞれ100個ずつ書いてみたり(最初の10個ほどで苦しくなりましたが…。)、家族や友達に自分の印象を聞いてみたり、「客観的に自分を見ること」を大切にしました。その中でなぎなた以外にも、心がほっこりするニュースが好きだという自分の新たな軸を見つけることができました。そうした自己分析を基にESやエントリー動画を作成していきました。面接で意識していたのは、できる限り「普段の自分」でいることです。どうしても緊張が勝ってしまいますが、語弊を恐れず表現すると、少しでも面接官と仲良くなれたら良いなという思いで臨んでいました。あとは、やはり「熱い気持ち」。楽しい会話だけではなく、伝えたいことをストレートに、素直にぶつけることもとても大切だと思います!

写真は“躍動感”を意識しました。一目で何をしているところなのか分かるように、構図は試行錯誤しました。着用している胴着や袴、そして髪型は「いつも通り」のものです!

写真は“躍動感”を意識しました。
一目で何をしているところなのか分かるように、構図は試行錯誤しました。着用している胴着や袴、そして髪型は「いつも通り」のものです!

大好きな鴨川デルタにて。ESの写真は、「普段の自分をそのまま切り取ったような瞬間」に出来るだけ近づけるために、場所や服装も“いつも通り”のものに!

大好きな鴨川デルタにて。
ESの写真は、「普段の自分をそのまま切り取ったような瞬間」に出来るだけ近づけるために、場所や服装も“いつも通り”のものに!

Q.04

日本テレビや同期について、雰囲気や感じていることを教えてください。

A

日本テレビは、“できない”ではなく、“どうすればできるのか”を常に考えている会社だと感じています。色々な現場研修で、刻一刻と状況が変わり、当初予定していたものの実現が難しくなる瞬間がありました。そんな時、どの現場でも「できない」とすぐに諦めるのではなく、「どうすれば実現できるか」を放送直前まで考え、実行する姿が見られました。「チーム日テレ」として、皆で最高の番組を作るぞ!という先輩方の愛と情熱を感じました。また、同期は一言でいうと「素直にお互いを認め合える人たち」です。お互いのことを褒めたり、アドバイスを送り合ったり、真剣に悩みの相談もします。個性豊かで、行動力や人間力に優れ、心から尊敬できる仲間達です!

Q.05

アナウンスの仕事に興味がある人、アナウンサーを目指す人たちに一言!

A

「自分なんかがアナウンサーを目指しても良いのだろうか…。」このように思っている方がおそらく大勢いるのではないかと思います。私もそうでした。「アナウンサーになりたい」と心のどこかで考えてはいるけれど、最初は周りにアナウンサー志望の仲間がいなくて、なかなか言い出すことができませんでした。そんな時、こうして皆さんと同じように日本テレビアナウンサーの先輩方の「新入社員の声」を読み、背中を押してもらいました。努力は必ず報われるとは限らないけれど、努力した“時間”はきっとあなたの力になってくれると思います。ぜひありったけの日テレ愛をぶつけてみてください。私も、「アナウンサーになりたい」と思っているあなたの踏み出す一歩を心から応援しています!