2019年1月19日(土)
東京都立大泉高等学校附属中学校(東京・練馬区)

この日は、都立大泉高等学校附属中学校の1年生約120人を対象に、日テレ×授業「情報の海の泳ぎ方」を実施しました。こちらの学校の教育テーマは「探究」。土曜日に定期的に行われている「土曜講座」と銘打った授業では、このテーマにつながる様々な分野の専門家を招いて話を聞いているそうです。

「探究」とは、「物事の本質を探って、奥をきわめること」。担当の先生は、探究活動では「調べたいことを人から聞き取る力」や「調べたことを確認する力」等が必要であり、「情報の海の泳ぎ方」を通じて、そうした力を生徒に養って欲しいとおっしゃっていました。

今回は、報道記者経験のある担当者に加え、藤田大介アナウンサーが登壇しました。藤田アナウンサーは昨年の秋まで日本テレビのニュース番組「news every.」のフィールドキャスターを3年半にわたって務めていました。日々の取材や中継の中、全国各地で起きた災害の現場で撮りためた写真も盛り込んだ説明用のデータ資料は40ページ超!「情報を正確に、違和感なく、決められた時間で伝える仕事である」と、自身の視点や信念も交えて講義を行いました。

生徒の感想をいくつかご紹介します。

  • ●事実をしっかり重視して、勝手な見解でうその情報を広げたりしないようにしようと思った。
  • ●調べ学習などでインターネットを利用する機会も増えると思うので、面倒だからと情報をそのまま引用せず、多数のサイトで調べて確認してから情報を利用していきたい。
  • ●発表などの際、話の切り口を、伝えたい内容に合わせて考えるということもしていきたいと思った。

「情報の海の泳ぎ方」は、世の中の情報を見極めることはもちろんですが、実は学校の勉強や活動にも活かせるエッセンスが盛り込まれています。様々な角度から、この授業を活用していただければと思います。

(担当/林)

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