2020年10月19日(月)
飛鳥未来高等学校千葉キャンパス(千葉・千葉市)

飛鳥未来高校は、全国に11校を構える通信制の高校です。今回は、千葉キャンパスの生徒約20人を対象としたリモート授業となりました。

授業は2時間。新型コロナウイルスに関するフェイクニュース事例等を交えながら、情報の真偽を見極める方法について考える講義と、ニュース原稿を用いたクイズ、そして取材形式の謎解きゲームも行いました。

感想の一部をご紹介します。

  • ・インターネットだけではなく、他のメディアにも時折間違ったものが紛れていることもあるということが分かった。とりあえずインターネット以外は大丈夫と思ってしまっていたので、今後は複数のものを確認して、正しい情報をもとに判断できるようになりたいと思う。
  • ・私は、最初の文章や見出しだけ見て終わってしまう。正確に情報を入手するためには、最後まで読む必要があるなと思った。
  • ・たくさんの人が関わってニュース番組が制作されていることを知り、鳥肌が立った。難しそうだなと思いましたが、受けてみて良かったです。めちゃめちゃ勉強になりました。絶対に忘れません。

2018年の北海道胆振東部地震でブラックアウトと呼ばれる大規模な停電が起きた際に「水が止められる」などのフェイクニュースが飛び交ったという自身の経験をもとに、SNS等の情報を安易に信用して拡散させることの危険性に触れてくれた生徒もいました。

社会が混乱している時にこそ、こうしたニセ情報が出回りやすいというのは昔から変わっていません。情報を見極めるのは簡単なことではありませんが、それを意識する人が増えることで、情報に振り回されるのではなく、情報を活用できる社会に近づくお手伝いができれば幸いです。

(担当/林)

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