2022年6月17日(金)
三浦市立南下浦中学校(神奈川・三浦市)

中学2年生、3クラスの生徒を対象にリモートで実施しました。こちらが投げかける質問に対して積極的に答えてくれる生徒たち。例として挙げたフェイクニュースについて、騙される要因になるポイントを見事に見抜いてくれました。

最近の事例として、ロシアによるウクライナ侵攻に関するフェイク動画も紹介しました。戦争や災害が起きたときには偽の情報が広がりやすいことを伝えると、とても真剣な表情で聞いてくれていたのが印象的でした。

最後の質疑のコーナーでは「タレントの〇〇さんに会うには?」「アナウンサーになるには?」と、テレビ局に関する質問が沢山寄せられました。「年収は?」という率直な事実確認?の質問には、「皆さんがもっとテレビを見てくれるようになれば、もう少し上がるかも!」とお答えし、2時間の授業が終了しました。

生徒たちの感想をいくつかご紹介します。

  • ・ネット情報を鵜呑みにしてはいけないということがわかった。
  • ・情報は自分で見て考えることが大事だと思います。
  • ・自分も気がつかないうちにデマを流しているかもしれないから、しっかり考えようと思った。

2022年6月24日(金)
三浦市立初声中学校(神奈川・三浦市)

中学2年生、3クラスの生徒を対象にリモートで実施しました。事前の打ち合わせで先生から、「ネットで調べた情報を、生徒がそのまま『自分の意見』としてまとめてしまうことがあり気になっている」と伺っていましたので、授業の後半では、どのように自分の意見を形成していくのが望ましいのかについて、少し厚めにお話ししました。

最近は新聞を購読している家庭が減りましたが、授業では、実際の新聞記事の読み比べなどを通じて、正しい情報が大事だということ、同じ情報でも報じ方が変わることで違う見え方になるということを、生徒の皆さんと一緒に考え、複数の正しい情報を様々な切り口で捉えることが、「自分の意見」をかたちづくるのに大事だということをお話しました。

生徒たちの感想をいくつかご紹介します。

  • ・もし、フェイクニュースにあった時に、信じてしまって他の人にまちがった情報を送ってしまう可能性があると思いました。誰かに情報を教える時は、今まで以上に慎重にならないといけないと思いました。
  • ・インターネットなどにある情報をそのまま信じないで、いろいろな人の意見や視点を考えて、正しい情報かどうかを考えることが大切だと分かりました。
  • ・国が情報を見せないようにしたり、ウソの情報を流したりするような国は、本当のことが何なのかを知るのが難しいし、まちがった情報でまちがった行動をとってしまうと思いました。

(担当/飯田)

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