2025年3月19日(水)
東京都立大崎高等学校(東京・品川区)

3月下旬というのに、都心では朝から雪が舞った日―。
外の寒さとは打って変わって、会場のホールは高校1年生、総勢280名の熱気を帯びていました。

既に情報の授業で「災害とデマ」や「情報の確からしさ」などについて、国語の授業では、事実や真実よりも自分の考えに近い情報に接しやすくなるネットメディアの特性が、社会の分断を引き起こす要因になっていることなどについて学習をされたという生徒の皆さん。

そのベースを持ち合わせたうえで、今回の「情報の海」を受講して頂いたということで、より重層的な学びの一助になっていたら、嬉しい限りです。

「情報を見極める力」と並んで、今後はより一層、事実に基づいた多様な意見に自発的に触れることが重要になってくるということを伝え続けたいと感じました。

  • アンケートの一部を紹介します。
  • ○いつも見ているニュースに、手間と時間がとてもかかっていることや、ネットから情報を拾うのではなく、直接聞きに行くということにも驚いた。私はSNSばかり見てしまうので、これからテレビのニュースも見ます。
  • ○何かひとつのメディアに頼るのではなく、状況によって使い分けたり、複数の情報を見ることが大事だとわかった。
  • ○今回教えていただいた中で大事だと思ったのは情報の順番です。たとえ情報がそろっていたとしても、順序がぐちゃぐちゃだと人はすぐに混乱してしまうものだと思いました。
  • ○自分は多くの人が注目するニュースや関心のある分野のニュースしか取り入れていないので、フェイクニュースを見破れるようになるためにも偏りのないように色々な情報を見ていきたいと思います。

(担当/櫻井)

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