ジェイムス マシュー バリー
James Matthew Barrie(1860〜1937)
小説家、タガンローク生まれ。
モスクワ大学卒。20代にはユーモア短編を量産し、のちに「可愛い女」「犬を連れた奥さん」(ともに1899)など、簡潔の極みともいえる珠玉の短編を残した。また「かもめ」(96)、「ワーニャ伯父さん」(97)、「三人姉妹」(1901)、「桜の園」(04)などの戯曲は、モスクワ芸術座の代表的演目となった。ロシアの散文と戯曲を新たな次元へと引き上げた。
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