小泉八雲  「日本を愛し暮らした家」

(2006/2/8放送)


山陰の城下町・松江に
明治23年、ひとりの異邦人がやってきました。
ラフカディオ・ハーン。
のちに「耳なし芳一」などの「怪談」を書き広めた小泉八雲です。


   
アメリカやインドでジャーナリストとして活躍したハーン。
そんな彼は取材で訪れた日本の文化に魅せられ、
この家で暮らし始めます。


   
   
中学校で英語を教えていたハーンは、
やがて士族小泉家の娘・セツと恋に落ちて結婚。
幼くして両親と別れたハーンは、
ここで初めて家庭の温もりを知ります。


   
   
幸せな日々のなか、彼が特に楽しみにしていたのは、
セツが夜ごと聞かせてくれる日本の昔話。
ギリシアで生まれ、ヨーロッパ諸国で幼少時代を過ごしたハーンは、
初めて知る美しい幻想的な世界に心奪われました。


 
やがて彼は、その素晴らしさを世界に伝えるべく、筆をとります。


のちにハーンの書いた作品は、世界中の人々に、
日本の神秘性と魅力を印象づけたのです。


   
明治38年、彼は日本人として生涯を終えました。
墓碑名に小泉八雲の名を刻んで。


小泉八雲  「日本を愛し暮らした家」

(2006/2/8放送)

今回の放送のBGM♪
「The other woman」唄 Anne sofie von otter
次回(2月15日)の『心に残る家』は
正岡子規 無限の世界を見つめた『子規庵』
をお送りします。
お楽しみに。