ヨハネス ブラームス
Johannes Brahms(1833〜1897)
ドイツの作曲家、ハンブルグ生まれ。
はじめピアニストとして活躍。1853年R・シューマンに認められて音楽界に紹介された。62年ウィーンへ移り、「ドイツ・レクイエム」の初演(1868)により名声を得る。72年〜75年ウィーン楽友協会の芸術監督を務める。そのいぶし銀のような渋味を帯びた音楽は、ロマン派の中にあって古典的な形式を重視しつつも、内省的な抒情性をたたえている。
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