太宰 治 (1909〜1948)
昭和時代の小説家、青森県出身、東京帝大中退。
井伏鱒二に師事。左翼活動での挫折の後「海豹」、「日本浪漫派」に作品を発表。
昭和10年、「逆行」が芥川賞候補となる。
戦後は無頼派と呼ばれ、「ヴィヨンの妻」「斜陽」などを執筆し、流行作家となる。
昭和23年6月13日、玉川上水で入水自殺した。40歳だった。
本名は、津島修治。作品はほかに「走れメロス」「人間失格」など。